めちゃくちゃ人気のスマートウォッチブランド「Amazfit」。遅ればせながら私もスマートウォッチデビューし、色んなデータを計測してみました。Amazfit Band7のレビュー、使い方紹介と共に、得られたデータを丸裸状態で公開しちゃうにゃ。筋トレ時のデータなど、リアルな生体情報が気になる人は要チェック!では早速!
最初に少しだけBand7で得られる計測データを紹介するとこんな感じ。
飲酒して睡眠した時のデータがこちら。
飲酒していた日は入眠時の心拍数が高め。アルコールの分解と共に次第に心拍数が低下している様子が分かり、飲酒が及ぼす身体への影響が丸わかり。
ダンベルを使ったウェイトトレーニング時のデータがこちら。
トレーニングと共に心拍数が急増しているのが分かります。無酸素時間、有酸素時間やトレーニングの負荷レベルまで表示されました。
Band7のから得られるデータはかなり正確。私にもっと生活習慣を正しくしないと強く訴えかけてくれるデータが多く得られ、正直、ちょっと凹みました。では詳しく見ていきましょう!
人気のスマートウォッチブランド「Amazfit」
世界でも指折りのスマートウォッチメーカー「Zepp Health Corporation」
スマートウォッチ出荷台数2億台以上。1億人のアクティブユーザーから得られるビッグデータを解析し、得られたデータ生かした高い製品開発力が強みのメーカー。
日本だけでなく、世界中に愛用者が多く、ちゃんとしたスマートウォッチが欲しい時に選びたい優秀なメーカー。
関連記事:【やっぱ中国】Amazfitのスマートウォッチの評判ってどうよ?どこの国かも調査!
そんなZepp Healthが手掛けるAmazfitシリーズ。
最高モデルのGTR 4、ミドルクラスのGTS 4Miniなど様々なスマートウォッチがあるものの、私はシンプルながらもコスパが良いと話題の Band7を選択。しっかり愛用してみたので、データを公開すると共にレビューしていくにゃ。
レビューしていくのはAmazfit Band7
今回レビューするのはAmazfit Band7
- 1.47インチの大画面を採用しつつ、重量を28gに抑えた軽くてスリムなスマートウォッチ
- 着信通知、Line通知、アプリ通知、Alexa連携といった基本機能はもちろん搭載
- 50種類以上の文字盤だけでなく、オリジナルの自作文字盤に変更もOK
- ストレス値、心拍数、睡眠データといったヘルスケア分析搭載
- 120種類以上のスポーツモード搭載。運動後のトレーニングの負荷、トレーニング効果、最大酸素摂取量(最大VO2)も確認OK
- 50メートル相当の水圧でも10分耐えられる防水仕様。水濡れでも安心
- スマートバンド世界製造数No1のZepp Health製。信頼性ピカイチ品が現在1,000円オフクーポン配布中。クーポンを使ってお得にゲットしちゃおう!
ただのスマートウォッチではなく、ストレスや睡眠といった健康管理。筋トレやスポーツマン向けの運動データが計測できるのが強み。
Amazfit Band7はGTS 4 Miniと何が違う?比較
Amazfit Band7と同じくらい人気のGTS 4 Mini。どちらを購入しようか迷っている人も多いので簡単に比較すると次の通り。
GTS 4 Miniの方が高価な分、液晶が大きく、素材も合金を使うなど高級感が◎。ディスプレイの解像度も高いため映像が非常に綺麗という特徴も持つ。
またGTS 4 Miniはスマートウォッチ本体にGPSを内蔵。スマホを持ち歩かなくても、ランニング距離などが測定できるというメリットがあります。
対してBand7は非常に安く、軽くてバンド幅もスリム。バッテリーの持ち時間も長いという特徴を持っています。
他にも細かな違いはあるものの、大きな違いはこんな感じ。私の場合は音楽を聴きながら運動するのでスマホをいつも持ち歩いてるし、スマートウォッチ本体にGPS機能は無くても良いかな?それより本体の軽さと、運動の邪魔になりにくいスリムさ、そして価格を重視してBand7を選択したにゃ。
Amazfit band7の開封と設定
まずは箱から取り出していく。
開封は横の引っ張り口からビリビリと裂いていくスタイル。
こういう外箱ってなんだか捨てるのがもったいなくて、しばらく保管してしまうんだけど、これなら良い意味で諦めが付く。ちょっとした驚きとともに中身を取り出すとこちら。
充電ケーブルとBand7が入っています。
Band7はスリムでスタイリッシュな大きさ。大きすぎず主張しないサイズ感。バンドの質感もつるつるではなく、すべすべ。全てのラインが丸み帯びているので腕にしっくり。
幅の調整は穴にぽっち差し込んで調整します。
穴と穴の幅は約3mm間隔と狭く設計されているため、キツすぎず、ユルすぎず、丁度いいバンドの長さに調整しやすい。試しに妻の腕に巻いてみましたがこちらもぴったり◎
Amazfit band7は腕の太い人、細い人、男女問わずサイズはぴったり。
バンド自体も互換性のあるバンド交換可能。時計本体とバンド部分をぐっと押すとこんな感じに取り外せます。
替えバンドはAmazonで「Amazfit band7 替えバンド」と検索すると本革製、ナイロン製、シリコンベルト製など色んなバンドが見つかります。もし、純正バンドを交換したくなった時も大丈夫。
では、初期設定を行って使い始める前に、フル充電にしておこう。
Amazfit band7の裏面には各種センサー類と充電用の端子が付いてます。
充電用の端子部分に、本体に付属してきたマグネット充電端子をぺたり。これで充電OK。
充電を終えたらスマートウォッチと連携するためのアプリZeppアプリをスマホにインストール(GooglePlay,App Store)
ZeppはGoogle、Apple共に4つ星以上の評価を獲得。レビュー件数は100万件以上。世界中で使われているスマートウォッチブランドということもあり、アプリも高い人気。
インストール後はログインが必要ですが、Googleといった他のアカウントを利用してログインできるので楽。後は健康データの作成に必要な自分の生体データを入力し、スマートウォッチとリンク。
そして計測するデータを設定していく。
健康状態の監視では心拍数、睡眠、ストレス、血中酸素飽和度の4項目が設定可能。とりあえず、すべてON。これで1週間。どんなデータが得られるのかずっと付けたまま生活してみよう。
リンクと設定を終えた状態のBand7がこちら。
健康状態の監視はスマホアプリだけでなく、スマートウォッチからもチェックOK。こんな感じにタッチ操作で心拍数、血中濃度、ストレス値が見れたり、各種設定の変更が可能。
文字盤も50種類以上用意されており、スマートウォッチの操作、もしくはスマホアプリ経由で変更できます。
用意されている文字盤だけでなく、自分が撮った写真を文字盤に使うことも可能。
自作の文字盤を使いたい場合は「ウォッチフェイスの変え方」を参考に変更すればOK
ではAmazfitを1週間ずっと装着しつづけて、運動データや睡眠データ。筋トレ時のデータ化など、しっかり記録されていくのか?実験スタート!
ちなみに、私の場合はお風呂に入る時もBand7をずっと付けっぱなしでした。が、おすすめしません。水には反応しないんだけど、お湯だとタッチパネルが反応しまくり。シャワーが当たると勝手に画面が動きまくるので、お風呂での着用はやめておきましょう。
※メーカーもお湯のあるシャワー、温泉、サウナなど、高温多湿の場所での使用には適していないと表示あり。
※水しぶき、雨、雪、水シャワーや水泳などなら時計は付けたままでOK。お湯系だけNG
Amazfit band7を使ってデータを計測してみた
と、いう訳で1週間経過しました。
お酒を飲んでグダグダした日があれば、食べ過ぎで夜なかなか寝付けない日、会社ですごくストレスを感じた日、色んな出来事がありました。
Amazfit band7の計測データと一緒に1週間を振り返ってみよう。
睡眠データをチェック
睡眠データはこんな感じ。
面白いのがちゃんと、飲酒していた日は”深い眠りの時間が少なくなっている”とデータでわかる点。飲酒の翌日は眠気を感じる日も多いと感じていましたが、データで見ると飲酒が原因と明らかですね。
といっても、深い眠りの比率は平均15%、レム睡眠の比率は18%と一般的な平均値と同じ。さほど悪い数値ではないので、飲酒はこれまで通りほどほどに控えよう。
この睡眠データはさらに細かく見ることも可能。
飲酒していた日は入眠時の心拍数が高め。アルコールの分解と共に次第に心拍数が低下している様子もわかります。
飲酒は心拍数を高め、不整脈や心房細動のリスクを高めるとは聞いていましたが、こう自分の体に起きている変化を感じ取ると、”飲酒日を少なくしようかな”と健康に対する意識が向上しちゃう。が、どこまで我慢できるかは今後の私の努力次第。
ちなみに、入眠時間や起床時間は記憶通り。おまけに毎日深夜1時前後に行っているトイレの起床データまでちゃんと記録されており、Amazfitの睡眠データはかなり正確でした。
Amazfitの睡眠データはちゃんと計測されてます。心拍数と一緒に見れるのも面白いし、どれだけ熟睡できたか目でわかるから寝る前の習慣改善にも役立つ。寝る前にストレッチしたり、ヨガをすれば睡眠の質が向上するらしいけど、Amazfitならちゃんとデータで検証できちゃう!
歩数データをチェック
次は歩数データを見てみよう。
私の間近1週間の歩数データは4,564歩でした。正直、この1週間、事務員ということもあり、ほとんど歩いてない。妥当な数字だと思う・・。
歩数データは日単位、週単位、月単位で自動集計されています。今月はしっかり歩けているかどうか?こちらも数字で履歴が残るので、生活習慣の改善に役立つ。少なくとも毎日8,000歩以上歩くのが健康に良いとされているため、私はもうちょっと歩く生活をすべきですね・・。
ちなみに、スポーツモードを使えばウォーキング距離や心拍数、歩数、消費カロリーなどを計測することも可能。
REOTANさんの【レビュー】Amazfit Band7 上位モデルと同等の計測が出来るおすすめスマートウォッチで実際にウォーキングした時のデータが紹介されていたので引用して少し紹介したい。
歩数をしっかり稼ぐために歩くときはウォーキングモードでデータを計測すると面白いにゃ。歩いた距離や消費カロリーも表示されるため、どれだけ頑張ったのか?数字で評価してもらえるからモチベーションアップにつながるにゃ。
心拍数データをチェック
次に心拍数のデータをチェックしてみよう。こちらもデータはかなり正確
左側が普段の日の心拍データ。朝起きて、会社に行って、家に帰り就寝という1日。起床と共に心拍数が上がり、仕事中は心拍数が高まったり、落ち着いたり、仕事中の心の動きが丸見え。家に帰ると心拍数が落ち着きリラックスしていますね。
ちゃんと交感神経、副交感神経の切り替えができている正常な人間の心拍数。もし、一日を通して心拍数がずっと低ければ鬱病の可能性も出てくるし、逆にずっと高ければ心か身体に何かしら異常を持っている可能性も・・。
右側の画像はトレーニングを行った時の心拍数データ。急激に心拍数が上昇し、165拍/分まで心拍数が高くなっています。トレーニングによる心拍数の増減もちゃんと計測できており優秀。
腕時計でこんなにもちゃんと心拍数が測れるって不思議。しかも、Amazfit Band7のデータは正確。これは信頼できるやつ。
筋トレを行った時のデータをチェック
Amazfit Band7には120種類以上のスポーツモードが塔載。距離、速度、心拍数、消費カロリーなどの運動データを計測し、運動をより効率的に行うことができます。
ウォーキングやランニングデータをレビューしているブロガーは多く見かけるので、私はウェイトトレーニング(筋トレ)を行った時のデータを紹介したい。
いつものバーベルを準備し、Band7の準備も完了。
トレーニング負荷は筋肥大が見込める“1セット10回程度が限界の重量”で実施。したものの2分程度で終わってしまい、データ計測の時間としては短すぎるかなと思い、そのままダンベルスクワット20回、ノーマルスクワット80回を実施しました。
得られたデータはこちら。
トレーニングと共に心拍数が急増しているのが分かります。
トレーニング中の無酸素時間、有酸素時間なども表示されて便利。トレーニング効果は有酸素は2.2の中、無酸素は1.1の弱いと厳しい評価。結構、頑張ったつもりなんだけど・・。
トレーニング効果の見方は次の通り。
トレーニングスコア | 有酸素運動 | 無酸素運動 |
---|---|---|
0.0~0.9 | この運動は、有酸素能力向上に対して効果がありません。 | この運動は、無酸素能力向上に対して効果がありません。 |
1.0~1.9 | この運動は、持久力の向上に役立ち、運動後の回復トレーニングに理想的です。 | この運動は、無酸素能力向上に対してわずかな効果があります。 |
2.0~2.9 | この運動は、有酸素能力の維持に役立ちます。 | この運動は、無酸素能力の維持に役立ちます。 |
3.0~3.9 | この運動は、有酸素能力の向上に有意な効果があります。 | この運動は、無酸素能力の向上に有意な効果があります。 |
4.0~4.9 | この運動は、心肺能力と有酸素能力を大幅に向上させます。 | この運動は、無酸素能力の向上に対して大きな効果があります。 |
5.0 | 運動選手でないユーザーの場合は、運動後の回復が必要です。 | 運動選手でないユーザーの場合は、運動後の回復が必要です。 |
普通、筋肥大トレーニングは何セットかやるんだけど今回は1セットだけ。自分に甘えました。結果、トレーニングスコアはやや低め。客観的に”おまえサボっるんじゃないよ”と言われている気がします。
血中酸素濃度データをチェック
次に血中酸素データを見てみよう。
普段の血中酸素濃度はおおむね95%以上と正常ですが、トレーニングを行うと大きく酸素濃度が低下していました。なるほど、これもしっかり記録される様子。
喫煙をしている人は、喫煙前の酸素濃度と、2日間禁煙してからの酸素濃度を比較すると良いにゃ。どれだけ喫煙が血液中の酸素濃度を低下させているのか?Band7でチェックできるはずにゃ。
ストレス値データをチェック
最後にストレス値をチェック。
左が仕事の日、右が休日の日。
左の仕事の日のほうがストレス値は比較的高め。
面白いのが、仕事終わりの飲酒中の時間帯もストレス値が高いということ。なぜなのか?Band7のマニュアルを見てみると、ストレス値は心拍数の変動値に基づいて算出しているとのこと。つまり飲酒による心拍数の増加がストレスとして表れている様子。
なるほど、確かに飲酒は身体にストレス(負担)が掛かっているよね・・。私の生活習慣がみるみるデータ化されているような気がするにゃ・・。
Amazfit Band7を徹底レビューしちゃった件 まとめ
今回レビューしたAmazfit Band7
- 1.47インチの大画面を採用しつつ、重量を28gに抑えた軽くてスリムなスマートウォッチ
- 着信通知、Line通知、アプリ通知、Alexa連携といった基本機能はもちろん搭載
- 50種類以上の文字盤だけでなく、オリジナルの自作文字盤に変更もOK
- ストレス値、心拍数、睡眠データといったヘルスケア分析搭載
- 120種類以上のスポーツモード搭載。運動後のトレーニングの負荷、トレーニング効果、最大酸素摂取量(最大VO2)も確認OK
- 50メートル相当の水圧でも10分耐えられる防水仕様。水濡れでも安心
- スマートバンド世界製造数No1のZepp Health製。信頼性ピカイチ品が現在1,000円オフクーポン配布中。クーポンを使ってお得にゲットしちゃおう!
Band7はマジものの本物のスマートウォッチでしたにゃ。睡眠データや心拍数、運動データは正しく計測できるし、各種通知の確認はもちろんOK。健康管理に役立つデータをしっかり提供してくれる頼れる相棒。これは買って良しにゃ!