ポータブル電源と言えば”BLUETTI”と”Jackery”がめちゃくちゃ有名。どちらもAmazonや楽天で売れているものの、BLUETTIとJackeryはどっちが優秀なのか?しっかり比較していこう。そもそもどんな会社なの?という所から徹底比較していくので、ポタ電選びの参考にして貰えると嬉しいにゃ。では早速!
BLUETTIとJackeryの会社を比較!どっちが大手?
BLUETTIもJackeryもどちらも中国大手のポータブルメーカー。でも、具体的にはどっちが大きな会社なのか?業界大手なのか?会社を比較してみよう。
結論から言うと、BLUETTIとJackeryの会社の違いをまとめると次の通り。
正直に言って、会社の強さ、規模、歴史はイーブン。同じくらいの勝負をしてます。
- BLUETTIとJackery。どちらも設立10年以上の老舗メーカー。
- Jackeryはポータブル電源メーカーで唯一、中国株式市場へ上場
- Jackeryは2016年 世界で初めてリチウム電池搭載のポータブル電源を販売。業界のリーディングカンパニー
- BLUETTIはポータブル電源だけでなく、太陽光発電の蓄電池システムにも強い。世界のマイクロエネルギー貯蔵業界トップ3
- BLUETTIは日本、米国、ドイツ、英国、オーストラリア、ナイジェリア、フィリピンなど世界7か国に支社を持つ
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項目 | BLUETTIの会社概要 |
---|---|
会社名 | 深圳市德兰明海新能源股份有限公司 |
会社住所 | 深圳市南山区西丽街道新围社区同沙路168号 凯达尔集团中心大厦1号楼十九层 |
資本金 | 36,000万元(約72億円) |
設立 | 2013年6月18日 ※創業は2009年。新会社設立に伴い新設 |
関連会社 | 総資本34億円以上の子会社を7社保有。 |
会社紹介 | エネルギー貯蔵関連機器の世界的主要メーカーの1つ。 ポータブル電源だけでなく、太陽光発電の蓄電池もにも強い。 日本だけでなく世界70か国以上にポータブル電源を輸出 中国の「科学と技術」トップ100企業にランクイン。 日本、米国、ドイツ、英国、オーストラリア、ナイジェリア、フィリピンに支社 300人以上の研究開発チーム 300以上の特許、実用新案権などを保有 東京ドームより大きな5万平方㎡の自社工場を保有。 OEM/ODMによる受託生産事業も展開。 某有名ブランドも実はBLUETTIの工場で生産されていることも IS09001/14000、IATF16949、SA8000などの認証取得 アジアで初めてTUV Sマーク合格、 VDE、PSE、KC、BIS、UL、JIS_C8714などの国際認証にも合格 |
中国本家公式サイト | https://www.poweroak.net/(中国語) |
項目 | Jackeyの会社概要 |
---|---|
会社名 | 深圳市华宝新能源股份有限公司 |
会社住所 | 深圳市龙华区大浪街道同胜社区 华繁路东侧嘉安达科技工业园厂房七第二、三层 |
資本金 | 9,600万元 中国A株市場へ上場(华宝新能301327.SZ) |
設立 | 2011年7月25日 |
関連会社 | 総資本1500万元以上の子会社を2社保有。 Jackery本社も7社以上から出資されている巨大グループ |
会社紹介 | 中国で初めてA株市場へ上場に成功したポータブル電源メーカー 世界で初めてリチウム電池搭載のポータブル電源を発売した業界のリーディングカンパニー。 世界累計販売台数200万台突破 254 件の特許 (31 件の発明特許を含む) を取得 2020年以来、Amazonでベストセラー製品 (ベストセラー) に選出 CNET、NYタイムズの年間ベストポータブル電源に選出 ドイツ レッドドット最高賞、ハノーバー産業 (IF) デザイン賞、 国際コンシューマー エレクトロニクス ショー (CES) イノベーション アワードなど、 合計 21 の国際デザイン賞を受賞 |
中国本家公式サイト | https://www.hello-tech.com/(中国語) |
BLUETTIとJackery。どちらも世界で指折りのトップブランド。会社自体に大きな優劣は無いにゃ。
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BLUETTIとJackeryの日本支社、サポート体制を比較!
ポータブル電源はお高い買い物。せっかく購入したのに初期不良品だった。買ってすぐに壊れてしまった。なんてことがあると非常に困る。
どちらの製品も保証期間、返品期間が設定されているものの、サポートスタッフは日本人なのか?中国に返品する必要があるのか?この辺りは知っておきたい。
BLUETTIとJackeryの日本支社・サポート体制を比較すると次の通り。
- 日本での販売はどちらも日本支社が販売窓口。
- BLUETTIもJackeryも日本人スタッフ在中。不具合品の確認・修理も日本人技術者が行うし、カスタマーサービスも日本人なので安心してOK
- BLUETTIはLINEやTwitterでの問い合わせに対応しているため、動画を送付して困っている症状を伝えやすいというメリット有り。自分の操作ミスや、簡単な症状であればすぐに解決できちゃう。
- Jackeryは電話サポートに対応しているため、緊急時にすぐ電話問い合わせができるのは良し。
- 保証期間や返品期間はBLUETTIもJackeryもほとんど同じ。
項目 | BLUETTI | Jackery |
---|---|---|
日本法人 | BLUETTI JAPAN株式会社 | 株式会社Jackery Japan |
住所 | 神奈川県相模原市南区東林間1丁目17−16 | 東京都港区新橋1-11-2 I/O SHIMBASHI 2F |
設立 | 2021年3月24日 | 2019年9月20日 |
公式サイト | https://www.bluetti.jp/ | https://www.jackery.jp/ |
担当業務 | Amazon、楽天、公式サイトの販売店舗 日本人のメカニカル技術者在職 日本人のカスタマーサポートスタッフ在中 | Amazon、楽天、公式サイトの販売店舗 日本人のメカニカル技術者在職 日本人のカスタマーサポートスタッフ在中 |
電話番号 | 042-705-9357 | 050-3198-9007 |
問い合わせ | 問い合わせはメールフォーム、Facebook、 LINE、ツイッターなどで対応 | メールや電話で対応。電話:午前10時〜午後4時 (土日・祝日・夏季休暇、年末年始を除く) |
保証期間 | 24か月保証(交換対応) 延長保証なら48ヵ月間 | 24か月保証(交換対応) 延長保証なら36ヵ月間~最大60ヵ月 |
返品期間 | 30日間 | 30日間 |
サポート体制はBLUETTIの勝ち。LINEやTwitterで問い合わせできるのめっちゃ便利なんですよね。動画や写真をポチポチ送って症状が伝えられるし、向こうからも写真や動画を送ってもらえるし、レスポンスよくサポートして貰えるのは高評価!
BLUETTIとJackeryのポタ電を比較!コスパが高いのはどっち?
ここまでBLUETTIとJackeryを比較してみて、中国本社の会社規模、日本支社のサポート体制にはさほど違いは無いと分かる。
つまり、BLUETTIとJackeryのどちらを買うべきか?は製品の性能と価格からなる”コストパフォーマンス”が決め手。BLUETTIとJackeryの人気モデルで、用途が似ているモデルを徹底比較していこう。
定格出力500~800W BLUETTI EB70SとJackery ポタ電 708を比較
まずは電子レンジやエアコンを動かせる定格出力500~800Wクラスのポタ電。BLUETTI EB70SとJackery ポタ電 708を比較してみよう。
ぶっちゃけ、BLUETTI EB70Sの圧倒的勝利。BLUETTIの方がコスパ優秀と分かる。
- BLUETTIの方が値段が安いのに、電池容量が多く、最大出力W数も高い。基本性能で既にBLUETTIの勝ち。
- 家庭用コンセントを使った給電スピードもBLUETTIの方が10%速い。
- 出力端子の数が非常に多く、様々な機器を併用して使えることができる。おまけにそれぞれの端子の出力W数も高く、スマホなども非常に早いスピードで充電できる。
まずはちょっとした車中泊やアウトドアで選ばれがちなミドルグレードのポータブル電源を比較してみました。結論から言って買うなら間違いなくBLUETTIでしょう。軽さを重視するならJackeryですが、基本性能に差がありすぎてBLUETTIしか選ぶ気が起きないにゃ。
定格出力2000W以上 BLUETTI AC200MAXとJackery 2000 Proを比較
次はソーラーパネルを駆使しつつ、完全に自宅の予備電力としても使える性能を持つ定格出力2000W数以上のポータブル電源を比較していこう。このクラスになると動かせない家電製品は無し。(日本の家庭用コンセントは最大1500W)
こちらはJackeryの方が軽くて充電スピードが速い。という特徴を持つものの、全体で比較するとやっぱりBLUETTI AC200MAXの方がコスパが高いと判断。
- BLUETTIの値段がとにかく安い。8万円近く安い、電池容量、最大出力W数といった基本性能が同じならBLUETTIで良くね?
- 家庭用コンセントを使った給電スピードはJackeryの最速2時間は確かに凄い。けど、BLUETTIも5.5時間程度でフル充電できるので、使い勝手は悪くない。
- BLUETTI出力端子の数が多く、様々な機器を併用して使える。
- BLUETTの重さは約28.1kgとかなり重め。男性なら問題無いものの女性にはオススメしない。
Jackeryも良いポータブル電源ブランドだと思いますが、軽さを追求するあまり、値段が高くなったり、出力端子数が少なくなっているという傾向があるにゃ。脳筋系の私からすると、多少重くても良いから安くて高性能=コスパが良いBLUETTIがストライクゾーン!
【ガチ勝負】BLUETTIとJackeryの比較結果!
私はBLUETTIとJackeryならBLUETTIのポータブル電源をオススメしたい。
- Jackeryと比べて電池容量、出力容量が同じでも、BLUETTIのほうが値段が安いため、コストパフォーマンスが非常に高い。
- 充電時間の速さはモデルによって、BLUETTIが勝ったり、Jackeryが勝ったりするため、どっちが優れているとは言えない。
- 製品の重さはBLUETTIの方が重いものの、出力端子の数が豊富だったり、出力W数が優れていたりするので、一概にデメリットと言えず。
BLUETTIは他メーカーのポータブル電源と比べてタフネス・脳筋仕様のポータブル電源という印象にゃ。値段も安いし、出力端子の数も豊富で私の好みにストライクゾーン!
最後に
BLUETTIもJackeryも時期によってタイムセールや割引クーポンを配布しているため、賢く購入したい人は次のリンクをチェックするといいにゃ!