赤酢を使ったお寿司が食べたい!けど、どの赤酢を使えば良いの?おすすめの赤酢はどれ?、という悩みを抱えたあなたへ、私がオススメする赤酢を紹介するにゃ!。お求めやすい価格の3種類の赤酢を購入し、実際に寿司にして食べ比べしてみました。シャリの色合いや味、詳しく比較レビューするので、赤酢選びに迷っている人は是非参考にして欲しいにゃ。では早速!
関連記事:【実レポ】赤酢はどこで買うべき?どこで買える?私が購入した通販はココ
おすすめの赤酢はどれか?比較検証している様子を最初に少し紹介。
結論から言うと、、全部の赤酢が美味しかった!けど、うま味が強めな赤酢や、まろやかな赤酢など、それぞれ特色が違いました。詳しく見ていきましょう。
赤酢を使った美味しいお寿司が食べたい
高級なお店で食べるお寿司って、赤酢を使っているイメージが無いでしょうか?
なんだか普通のシャリと比べ、コクや味わいが凄く深そう。見た目も食欲をそそる。
実際、Twitterを見てみると、赤酢を使った美味しそうなお寿司の写真が溢れてる。
どれもめちゃくちゃ美味しそう。
東京から車で1時間圏内で🚗
— YUKINO (@HRSWYKN) June 10, 2023
こんな感じの
赤酢の美味しいお寿司が食べられる場所あったら教えてほしいですー🍣 pic.twitter.com/bomeQBpZfN
買って来たお寿司を頂く
— キャビア (@xxxcaviarxxx) June 17, 2023
赤酢シャリの生マグロ
1杯行っちゃおpic.twitter.com/qlJ4tDNTY5
おはようございます😊
— かわさきともこ@会社と社長の味方 (@845clubhouse) June 13, 2023
訪問先にて次につながる結果だったのでプチお祝い
ランチにふらっと入ったお寿司屋さん
なかなか美味しくてリーズナブルだった👍
この地域にしては珍しいんじゃないかと思う赤酢
イカに松笠切り
満足度高い✨
845clubhouseは朝8時から
スタバなう#ともこのごはん pic.twitter.com/XB701nlkjL
突然の休日出勤
— てん. (@uta_hika) June 11, 2023
付き合ってくれた娘と一緒にご褒美✨
赤酢のお寿司🍣大好き! pic.twitter.com/SeYWyTEJZG
うぉ~めちゃくちゃ美味しそう!
こんなお寿司、私も食べたい!そうだ自分で作ればいいんだ。
と、いうことで赤酢を入手する方法を模索。
関連記事:【実レポ】赤酢はどこで買うべき?どこで買える?私が購入した通販はココ
結果、Amazonで購入するのが一番お買い得&色んな種類が買いやすいと判断。
この通り3種類の赤酢を入手したのであった。
どの赤酢も創業100年超えの老舗メーカー製。なのにお値段はお手頃価格。値段が高い高級赤酢にも惹かれたけど、私は赤酢シャリ初心者。色んな赤酢シャリを食べてきた訳ではないので、いきなり高級な赤酢を使っても違いが判りそうにない。そこで、Amazonで売れてる人気の赤酢より、評価が高く、購入者が多いものを3つピックアップして選びましたにゃ。
おすすめはどれ?比較検証する赤酢3種類
今回の味検証に選ばれた赤酢3種類。もう少し詳しく紹介するとこちら。
まずはファーストバッター。
河野酢味噌製造工場 赤酢 すし酢 三年熟成赤酢。
岡山県真庭市に製造工場を構える「有限会社河野酢味噌製造工場」が製造する赤酢。
公式サイトより紹介文を引用↓
岡山県産米100%の酒粕を3年間貯蔵熟成させ旨味とコクを引き出し、
明治二十一年の創業より守り続けている酢酸菌を使い、
昔ながらの製法でゆっくりと静置発酵させて仕上げた赤酢に国産の
砂糖と塩だけで、味を付けた本格江戸前の赤シャリすし酢に仕上げています。
赤酢は酒粕を3年間熟成させることで、白い酒粕が茶色から褐色に、
香りも奈良漬や紹興酒を思わせる、熟した香りになります。
その酒粕のみを使い、仕上げたお酢は赤酢と呼ばれ、
江戸時代からお寿司のお酢として使われてきましたが、
現代では製品になるまでに時間がかかり、
大量に作れないことから貴重なお酢となっています。
濃潤な香りと深いコクのある味わいの赤酢に砂糖と塩を入れることで、
冷めても固くなりにくく、お肉やカレーなど様々な具に合う
寿司酢に仕上げています。
まろやかで優しい香り、ツンとこない柔らかな酸味、
深みと旨味のある味が特徴です。
手巻き寿司やちらし寿司、カップ寿司だけでなく、
ピクルスなどのお酢料理にもお使いいただけます。
ふむふむ、明治21年創業から使われ続けている乳酸菌で作られた赤酢とのこと。明治21年は西暦1888年なので、なんと135年もの歴史ある赤酢ということになるにゃ。どおりでAmazonおすすめ品として上位に表示されるだけある赤酢にゃ。期待しちゃおう。
内堀醸造 美濃三年酢
岐阜県加茂郡にある「内堀醸造株式会社」が製造する赤酢。
なんとこちらも明治9年創業(1876年)と140年以上もの歴史あるメーカー製。こっちも期待◎
今回購入した「美濃三年酢」は価格だけで言えば一番安い。
といっても、内堀醸造株式会社はプロ用の高級酢も多く扱っている酢に非常に強いメーカー。取り扱っている酢も100種類を超える食酢の専業メーカー。基本的な製造能力はもちろんお墨付きなので、安いといっても、基本ポテンシャルは高いはず。
「美濃三年酢」は公式サイトでも軽くしか紹介されていないものの、人気の酢。
公式サイトや製品パッケージより紹介文を引用↓
日本の風土で愛され続けた伝統の味を、そのまま現在に生かした銘品です。素材のおいしさを生かす、濃い味わいが特徴。
美濃三年酢でお寿司を作ると、ごはんがほんのり色づいて、赤シャリになります。是非おためし下さい。焼き魚や鍋物、冷やし中華や冷や麦、お刺身のつけじょうゆに美濃三年酢を足して下さい。さっぱりおいしくいただけます。
今回比較する赤酢の中では一番安い。が、こちらも非常に高い人気を持つ赤酢。他の赤酢と比べて、色味はどれほど違うのか?味だけでなく、見た目も比較していこう。
但馬醸造所 赤酢のすし酢
最後は兵庫県の「日の出ホールディングス株式会社 但馬醸造所」が製造する赤酢のすし酢
公式サイトより紹介文を引用↓
但馬醸造所は自然豊かな但馬(たじま)の地にあります。 中でもここ養父市(やぶし)は、兵庫県最高峰「氷ノ山」のふもとに位置し豊かな水と空気の澄んだ風光明媚な地域です。
樹齢千年と言われ、国の天然記念物に指定されている「樽見の大ザクラ」
落差98mもの雄大さを誇り、日本の滝百選にも選ばれる名瀑「天滝」
そして、夏には無数の蛍が舞う「ほたるの里」でもあります。
基本となる醸造酢は、「静置醗酵法」と呼ばれる長期間を要する
昔ながらの製法にこだわり、酒粕から作ります。
徹底した温度管理の下、じっくりと丁寧に醗酵させています。
醗酵蔵を出たお酢は、「貯蔵タンク」内でよりまろやかで芳醇なお酢へと仕上げられます。
長期熟成純米粕を静置発酵で醸して江戸時代の赤酢を再現。
国産の砂糖と塩だけを使い、甘さを控えた本格的な江戸前のすし酢
です。赤酢本来の風味をお楽しみください。
こちらも創業100年超えの老舗企業が作る赤酢。兵庫県最高峰の山から湧き出る水、ほたるが住めるほど澄んだ河川。自然豊かな環境で作られた伝統的な赤酢。
赤酢3種類の成分表と使い方
各メーカーの紹介文だけでは、正直、味の違いが分かりにくい。
そこで公表している成分表をもとに、味を数値で解析してみる。
適当に人気の赤酢を3つ購入したんだけど、2つは砂糖と塩がメーカーによって調味済みなので、炊き立てご飯と混ぜるだけでOK。美濃三年酢はシンプルな酢単体だったので、砂糖と塩を自分で調味して使うにゃ。赤酢を使うときは調味済みかどうか注意しておこうにゃ。
赤酢のお寿司と合わせるネタ
今回、赤酢のお寿司を作るにあたり、用意したネタは2種類。
赤酢と相性が良いと言われるマグロとホタテにしましたにゃ。
マグロは近所のスーパーで購入したもの。
残念ながら柵が売っていなかったので、海鮮丼用の切り落としを購入。
ホタテは通販で特別なものを用意しました。
こちらのホタテは1袋に34個前後入り。
1つ1つのホタテが非常に大きいので半分にカット。貝柱1つで2貫作るのが丁度いいレベル。
1袋で70皿近くの高級ホタテ寿司が作れる計算なので、意外と値段は高くない。
もちろん、特大サイズのホタテを使った豪華シャリデカ1貫を作るのも・・・ゴクリ。
使いたい分だけ解凍して使えるので、今回は500gほど解凍。
4人分の寿司を赤シャリ寿司を作ってく。
赤酢も寿司ネタも準備完了。では作っていくぞ!
おすすめの赤酢はどれ?実際に寿司を作っていく!
では、どれがおすすめの赤酢なのか?実際に寿司を作っていく!
お米を3合炊いて、1合づつ3等分。3種類の赤酢と混ぜ合わせる。
まずは赤シャリ単体でどんな色の違いがあるのか?比較したのがこちら。
うん、期待していた通りの赤シャリ!でも、見た目はほとんど変わらない。
だけど、混ぜてる時から分かる。香りの違い。
ツンとした香りが弱めで、まろやかな香りのものがあれば、ガツンと来る美味しそうな香り。
少しだけ摘み食いするも、このままの状態でめっちゃ美味い。
普通の米酢と全く違う出来上がり。砂糖と塩と酢の味だけではなく、うま味がしっかり感じる。
とりあえず、せっせと寿司を握っていく!
こんな感じでお寿司が完成し、
使った赤酢ごとに大皿に並べていく。
後はこちらを、そのままワサビと醤油で頂くも良し。
バーナーで炙って、炙りマグロ、炙りホタテにするも良し。
3つの赤酢。とっても美味しく頂きましたにゃ!はっきり言って、普通の米酢を使った寿司よりも、赤酢を使った寿司の方が大好き。すっごく美味い。これからも赤酢は使い続けちゃうぞ。
それぞれの赤酢の味の違いはこんな感じ。
という感じにゃ!
おすすめの赤酢はどれ?実際に寿司を作って比較したぞ!まとめ
以上、おすすめの赤酢はどれ?寿司を作って比較してみたでした。
どの赤酢も最高においしかったものの、甘み、塩気、酸味、奥深さに違いあり。
私にはどの赤酢が良いのだろう?迷っている人はこちらのまとめを要チェック!
今回比較した赤酢の中では一番まろやかさ、甘み、塩気が均一。まとまり感のある美味しさ。
ホタテのような主張が少ないネタと相性が良いことはもちろん、マグロ、青物といった主張が強いネタと合わせても、赤酢のうま味をしっかり感じられる1品。
ちょっと良い、品のある赤酢を使ってみたい。という人にオススメ!
バランス型。他2つの赤酢を足して2で割ったような美味しさ有り。
一番安い赤酢でしたが普通に赤酢らしさを感じる美味しい酢。塩や砂糖がメーカーによって調味されていないため、すし酢として使う時は自分で分量を量り、混ぜる手間があるものの、自分好みの味に調整しやすいメリットあり。
砂糖や塩が入っていないため、純粋な酢として使うことも可能。
餃子や酢の物、冷やし中華に日常の煮込み料理にも使える汎用性が高い赤酢。
せっかくなら、お寿司だけでなくて色んな料理に使いやすい赤酢が欲しいという人にオススメ
赤酢らしいうま味を”ガツン”と感じる、最初から最後まで赤酢の美味しさが感じられる1品
うま味は抜群に感じる。赤酢を使った寿司を食べなれている人、赤酢を使った寿司が好きな人なら、たぶんコレが一番好み。
ホタテのような繊細な甘み、うま味が、赤シャリのうま味に少し負けるかも?と感じちゃいますが、言い換えれば、ホタテの甘さをしゃっきり、酸味でリセットしてくれるとも評価。
ネタのうま味をなるべく感じるお寿司を作るか、ネタの甘みとシャリの酸味でメリハリあるお寿司を作るか、これはもう好みの問題。ただ1つ言えるのは、マグロといった(特に中トロ、大トロ)味の強いネタならコレ。ネタに負けずに強いうま味のある赤シャリが作れること間違いなし。
赤酢が好きな人、赤酢らしい強いうま味を感じたい人にオススメ!
これを参考に赤酢を選んで貰えると嬉しいにゃ!最後までありがとうございました!