「ASUS VZ249HR,HR-Jを購入したんだけど音が出ない。どういうこと?スピーカーとの接続ってどうしたら良いの?」というトラブルに遭う人が多い。というのもASUSのVZ249シリーズはオーディオ入力ポートor出力ポートが付いていなかったり、スピーカーが付いていなかったり、とサウンド関係が弱い。VZ249シリーズの音声問題をどう解決していけばいいのか?詳しく解説していきたいと思います。
ASUSの人気モニター VZ249シリーズ
圧倒的な安さで人気のASUS VZ249シリーズ。
Amazonのモニター売れ筋ランキングでも常にランキング上位に位置していることから、あまり調べずに購入する人も多い。が、実はVZ249シリーズは音声関係の機能が弱いという特徴があります。
モデル・型番 | 内蔵スピーカー | オーディオ入力 | オーディオ出力 | 音声問題 |
---|---|---|---|---|
VZ249H | あり。1.5W×2 | あり | 無し | ヘッドホン出力不可 |
VZ249HE | 無し | 無し | 無し | 外付けスピーカー、分配器など必要 |
VZ249N | 無し | 無し | 無し | 外付けスピーカー、分配器など必要 |
VZ249Q | あり。1.5W×2 | あり | 無し | ヘッドホン出力不可 |
VZ249HR | あり。1.5W×2 | 無し | 無し | D-Sub15ピン(VGA)接続の場合、外付けスピーカー、分配器など必要 |
VZ249HR-J | あり。1.5W×2 | あり | 無し | ヘッドホン出力不可 |
VZ249HEG1R | 無し | 無し | 無し | 外付けスピーカー、分配器など必要 |
※参考 VZ249シリーズの裏面画像(一部モデル)
どのシリーズもモニターからのヘッドホンや外付けスピーカーへのオーディオ出力は不可。
もし、ヘッドホンやスピーカーにオーディオ出力したい場合、パソコンからオーディオ機器へ繋ぐ必要があります。
もし、パソコンにオーディオ出力する端子が付いていない場合、HDMI端子、DVI、DisplayPortなどから音声出力を分配し、そこからオーディオ機器へ繋ぎます。そうすればモニター付近にヘッドホン出力できる端子を追加できたり、外付けスピーカーを使えるようになったりします。
HDMI端子を分配する場合 HDMI端子 音声分離分配器
使い方:まず初めにパソコンと上記分配器をHDMIケーブルで繋ぐ。次に分配器とモニターをHDMIケーブルでつなぎ、分配器とヘッドフォンなどの外部機器に繋ぐ。
ひと手間かかるものの、分配器を使えばモニター近くにオーディオ出力端子を増設できるにゃ。
また、残念ながらDVIやDisplayPortからオーディオ出力を分配する機器は販売されていない為、(記事執筆時点)もし、これらでモニターと接続する場合、一度、DVI→HDMI、DisplayPort→HDMIと端子を変換する必要があります。
端子をHDMIに変換後、上記で紹介している分配器と接続すれば解決。
ちなみに、D-sub端子(VGA)でモニターと接続しており、パソコン側にオーディオ出力端子が付いていない場合はさらに面倒。
パソコン側にあるHDMI、DVI、DisplayPort端子と音声分配器を繋ぎ、オーディオ出力端子を作る。さらに音声分配器からのHDMI端子をD-sub端子(VGA)に変換し、モニターと繋ぎます。超面倒。
ASUSのVZ249シリーズは本当に音声関係がユーザーに優しくない。安いのは良いけど、買った後で困っている人多いよ。
ASUSのVZ249シリーズのスピーカーは弱い
ASUS VZ249シリーズの内蔵スピーカーは1.5W×2個と心もとないスペック。W数が小さいため、音量調整を最大にしても弱いし、音割れなどが発生してしまうことも。音量調整にも限界があるので、外付けスピーカーを使うことを推奨します。
個人的には音楽鑑賞や動画視聴するなら3W×2個以上の出力が可能なスピーカーをオススメしたい。
また最近のパソコンはBluetooth対応の機種も増えており、外付けスピーカー側もBluetoothに対応していれば、オーディオ出力端子の有無に関係せず、外付けスピーカーで音声出力することも可能です。
ASUS VZ249シリーズと合わせて使う外付けスピーカーの選び方、オススメは?
今回はAmazonPCスピーカー売れ筋ランキングより、ASUS VZ249シリーズにオススメのスピーカーをピックアップ。
選定基準
・臨場感が得られるよう総合出力が3w以上。小さいと高音量時の音割れ原因に。
・冒険せずに安定の有名メーカーをチョイス。PCスピーカーとココ。というメーカー
・豊富な給電方法(AC、USB)、Bluetooth対応なら尚良し
Creative Pebble V2 USB Type-C給電採用アクティブ スピーカー
総合出力 | 8W~16W | 給電方法 | USB Type-A,USB Type-C | |
接続方法 | 3.5mmライン入力 (長さ1.2m) | 特徴 | Pebble高出力モデル |
安物のスピーカーだと2つ合わせても出力2W未満。しっかりサウンドを楽しもうと思うと出力不足。
そんな中、安さも兼ね備えつつ、8W以上の出力を備えたコスパが非常に優れたPCスピーカー。PCスピーカー売れ筋ランキングでも上位定番のスピーカー。全6種モデルが販売されており、重低音を楽しみたい人はウーファー付きの2.1chモデルが候補。
もちろんBluetooth対応のモデルもあるため、配線を無くしたいユーザーにもオススメ。Creative Pebbleは自分に必要なスペックを好きに選び、購入できる優れたスピーカーシリーズ。
ロジクール PCスピーカー Z200n
総合出力 | 3W~最大10W | 給電方法 | USB Type-A,USB Type-C | |
接続方法 | 3.5mmライン入力 (長さ1.2m) | 特徴 | スピーカー前面にヘッドホン端子有 |
各スピーカーには、フルレンジのオーディオを届けるアクティブ / パワードドライバー1つ、および低音を拡張するパッシブラジエーターが1つ搭載。
ウーファー無しですが、しっかりとした重低音を感じることができます。低音トーンもスピーカー側面のダイヤルで調整でき、音を楽しみたいユーザーにオススメ。
安定のロジクール製スピーカー。デザインもスピーカーらしいスタンダードな形なのでどんな部屋にとも相性◎。
サンワダイレクト PCスピーカー 3WAY接続(Bluetooth / 3.5mm / USB)
総合出力 | 5W+5W 最大10W | 給電方法 | USB | |
接続方法 | Bluetooth, USB、3.5mmライン入力 | 特徴 | スマホ、テレビ、パソコン。 複数の機器を切り替えながら使用可能。 |
スピーカー全面には高音域に再生に適したツィーターを搭載、背面には低音域に最適なバスレフポートを搭載。小さな音量でも大きな音量でも音割れ、雑音ないリアルサウンドを実現。
総合出力も10Wと十分。映画、音楽鑑賞、ゲームにしっかり満足できるスペックです。
最大の特徴はBluetooth, USB、3.5mmライン入力と3つの接続方法に対応している点。
Bluetoothはスマホと接続し、USBはパソコンと接続しておけば、正面のボタン1つでスマホ用のスピーカー、パソコンのスピーカーと切り替えて使うことができます。
在宅ワーク中はパソコンと有線接続で仕事をして、休憩の時にボタンでBluetoothに切り替えてスマホから音楽を流す。なんて使い方もできる便利なスピーカー。
他にもPCスピーカー売れ筋ランキングをチェックすると様々なPCスピーカーがあると分かります。基本的には出力数が3W以上、給電方法や接続方法が多数あるモデルがオススメ。
PCスピーカー売れ筋ランキングは日々変動しているため、最新のランキング情報は次のリンクからチェック!
選定基準
・臨場感が得られるよう総合出力が3w以上。小さいと高音量時の音割れ原因に。
・冒険せずに安定の有名メーカーをチョイス。PCスピーカーとココ。というメーカー
・豊富な給電方法(AC、USB)、Bluetooth対応なら尚良し
この辺りをクリアしていれば、ASUS VZ249のスピーカーとしてオススメです。