【DIY】防犯カメラを屋外に自分で設置する方法まとめ!工事不要のおすすめ手法とは?

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【DIY】防犯カメラを自分で設置する方法まとめ!業者いらずのおすすめ手法とは?防犯カメラ
きにねこ
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防犯カメラを購入し、屋外や玄関に自分で設置したいんだけどオススメの方法ってある?どんな設置方法があるの?配線はどうすればいい?そんな疑問が解決できるよう、防犯カメラの設置DIY方法を紹介!色んな後付け方法があるので是非参考にして欲しいにゃ。では早速!

私の設置例1 雨樋にカメラ
設置例2 四角い柱へカメラ
軒下に太陽光パネル+雨樋にカメラ

防犯カメラは自分で設置できる!

防犯カメラの施工は自分でできる時代!

「防犯カメラの設置って特別な技術が必要そう・・・。」昔hそう思って設置を諦める人は多かった。確かに防犯カメラって設置がとても難しいイメージがあり、素人では無理そうでした。

が、今や防犯カメラの設置はとても簡単!通販の品ぞろえが充実し、必要部品が簡単に入手できるようになったため、業者に頼らず自分でDIYできちゃう時代です。

実際、防犯カメラを自分で取り付けている人は非常に多い。Twitterで調べてみても、自分で防犯カメラを設置したという口コミが多く見つかります。DIY設置例を見てみましょう。

きにねこ
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みんな思い思いの方法で防犯カメラを自分で取り付けていますよね。素晴らしい施工事例ばかり。みんなどんな方法で取り付けているのか?、一番簡単に防犯カメラを取り付ける方法はどれなのか?徹底的に解説していこう!

防犯カメラの設置に必要な電気配線、インターネット環境について

防犯カメラには電源とインターネット環境が必要です。
※外出先での遠隔監視・操作が不要であればインターネット無しでもOK

もし、防犯カメラの設置場所近くにコンセントが無ければ、電源を延長する。もしくは太陽光パネル搭載型の防犯カメラを設置するとOK

無線WiFi環境があれば、LAN配線のことを考えずに防犯カメラを設置できますが、無線WiFi環境が無ければ、WiFi親機を増設する。もしくは有線LANケーブルの延長が必要です。

きにねこ
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この辺りの配線系の解決方法は別の記事で詳しく紹介するにゃ。また配線を隠す方法、化粧カバーについても別記事で詳しく解説本記事は、防犯カメラ本体の設置場所に応じた取り付け方法に焦点をあてて解説していく!本体をどう取り付けするのか?が分かる記事にゃ。

防犯カメラの設置に使うネジ、取付面について

一般的に防犯カメラは3本~4本のネジで固定します。

私の防犯カメラ1個目
私の防犯カメラ2個目
同封されているネジ
きにねこ
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ネジで固定するといっても、穴を開けたくない人、穴が開けられない場所、コンクリート製で普通のネジは入らない。ということもあります。取り付け場所の材質に応じた解決方法も紹介していくにゃ!

雨樋に防犯カメラを自分で設置する方法

一番簡単に防犯カメラが取り付けできる場所は雨樋です。

雨樋が一番簡単
この縦に伸びる雨樋へ取り付ける
取り付けた状態
  • 壁に穴を開けたくない。
  • 取り付けた後、場所の移動やカメラの変更も簡単にしたい。

と言う人は雨樋への設置が超オススメ。

私が雨樋に防犯カメラを設置するのに準備したものは以下2点。合計1,000円ほど)

  • 取付自在板(未来工業 BPF-1712LB 500円前後)
  • ステンレスバンド×2枚(ホームセンターに売っていた物 450円前後)
取付自在板
ステンレスバンド×2枚

自在取付板とは?
・木の板感覚で照明器具、防犯カメラなどを自在な位置にネジ止めできる樹脂製取付板
・ステンレスバンドでポール等に固定できるバンド通し穴付き

自在取付板さえあれば、壁に穴を開けたくない場所、開けられない場所にも防犯カメラを簡単に取り付けできます。

使い方は次の通り。まずはステンレスバンドをほどき、取付自在板に通していく。

ステンレスバンドをほどく
取付自在板に通していく。
1本目を通し終わった状態

1本目のステンレスバンドを通し終えたら、2本目のステンレスバンドを通し、雨樋へ取り付けていく。

2本目を通し終わった状態
雨樋部分へ当てて
ぎゅっとバンドを締める

後は防犯カメラを取り付ける場所を決めて、付属のネジで自在取付板に固定していく。

真ん中付近にネジ止め
雨樋へ防犯カメラを取付
電源も繋いで設置完了

自在取付板に防犯カメラを取り付ければ、カメラの向きの変更といった微調整するのも簡単。高さの変更、取り外しもできるから維持管理もめっちゃ楽。

同じように雨樋に設置したい場合、通販でこれを購入すればOK↓

未来工業 取付自在板BPF-1712LB 縦17cm:横12cm 500円前後

もう少し小さな取付自在板もあるものの、小さすぎると防犯カメラがネジ止めできないことも。縦17cm横12cmぐらいが無難にオススメ。

ステンレスバンド 長さ400mm 30本入 800円前後

雨樋(竪樋)の直径は60mm,75mmが主流。理論上では円周の長さは188.4mm~235.5mmですが、取付自在板も一緒に固定することを考え、少し余裕のある400mmがオススメ。

きにねこ
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ちなみにステンレスバンドは通販で購入するのが超オススメ。私はホームセンターで購入して失敗しました自在取付板のバンド通し穴(10mm)に入る細さバンドが売ってなかったため、12.7mmのバンドを購入し、自在取付板の穴を拡張して少し無理やり取り付けました。家に帰って通販で調べてみると、まさにコレ!というのが売ってあり少し後悔したにゃ。まじで通販が優秀。

←自在取付板のバンド通し穴(幅10mm)を少し拡張した時の写真。

ホームセンターには12.7mmのバンドしか見当たらず、止む無く削ってバンドが通るように加工しました。

先程紹介したステンレスバンド400mmは幅が4.7mmなので、バンド通し穴にすんなり入るし、120kgの引張強度、ステンレス製で錆びないという特徴持つ。

通販で購入しておけばよかった・・。

角形状の鉄・木柱に防犯カメラを取り付ける

カーポートの柱や、工場の柱といった角ばった柱でも防犯カメラの取り付けは簡単

角形状の鉄・木柱にステンレスバンドで取り付ける

雨樋への取付方法と似た要領で防犯カメラを取り付け出来ます。

必要なもの 防犯カメラ用の取付ブラケットセット 約1,000円

  • ブラケット本体と直径20cmのステンレスバンド×2本
  • 防犯カメラ作動中と分かるステッカー3種類付属
  • これ1セットあれば穴を開けずに防犯カメラを取り付けできる優れもの

先程のブラケットには防犯カメラをネジ止めする金具+直径20cm、全長62.8mmまで対応のステンレスバンド各2本付いています。なので細い柱~太い柱まで、どこでも取付できちゃう優れもの。

防犯カメラ取付用ブラケットの優れている点は角形状の柱への設置。

自在取付板は円柱形状の柱への取り付けに適しているものの、角形状は苦手です。

自在取付板は角柱への取り付けが苦手

なので、角形状の柱へ防犯カメラを取り付ける時は専用ブラケットを使うのがオススメ。

専用ブラケットは円柱、柱どちらも得意

実際にブラケットを使った防犯カメラの取り付け例を紹介しよう。

防犯カメラとブラケット
ブラケットにカメラ本体を当てて位置決め
付属のボルトでネジ止め固定していく
  • 防犯カメラと防犯カメラ取付ブラケットを準備
  • ブラケットにカメラ本体を当てて位置決め
  • ブラケットとカメラを付属のボルトで固定していく

次に付属のステンレスバンドをブラケットに通していく。

ステンレスバンドを準備
ステンレスバンドを通す
ステンレスバンドを2本通し終えた後
  • 付属のステンレスバンドを準備
  • ブラケットの通し穴にステンレスバンドを通していく
  • 2本ステンレスバンドを通して完成

後は取り付けたい柱に固定していく。

取り付けたい柱に当てて、バンドを締めていく
角部分にもジャストフィットで安定

と、いうわけでブラケットを使った防犯カメラの取り付けは終了。

防犯カメラ取り付け前
防犯カメラ取り付け完了後
きにねこ
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防犯カメラ取付ブラケットは取付に必要な部品が全て同封されているのがメリット。これ1セットあれば、必要なものは防犯カメラ本体だけ。とても便利。

ただし、1点だけ注意して欲しいことがあり、ネジ取付面が大きな防犯カメラはブラケット非対応の場合があります。実際に私もあちゃーと失敗しました。

バッテリー内蔵型の大きな防犯カメラ
ネジ穴が隅っこに4つ。ブラケットの穴に対応せず

太陽光パネル式の防犯カメラはバッテリー内蔵タイプだから本体が大きめ。結果、ネジ穴も隅っこに有り、ブラケットの取付ネジ穴に取り付けできない。というトラブルに遭遇。

きにねこ
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その時は、さきほど紹介した自在取付板+ステンレスバンドの取り付け方法で解決しました。ネジ穴の寸法や規格を全く考えたくない場合、自在取付板+ステンレスバンドが非常に優秀

角形状の鉄・木柱にネジで止める

取り付けたい角柱が細すぎる。もしくは太すぎて、ステンレスバンドだと固定出来なさそう。と、言う時はネジで止めしちゃいましょう。

相手方の素材や厚み、強度によって最適なネジ止め方法が変わるため、本記事では割愛。

壁や玄関の天井に防犯カメラを取り付ける

オーソドックスな取付方法が壁や玄関の天井に防犯カメラを取り付けるというもの。

壁や天井にネジで取り付ける

こちらも相手方の素材や厚み、強度によって最適なネジ止め方法が変わります。またネジ穴部位には防水コーキング処理を施す必要もあり難易度高め。本記事では割愛。

穴を開けずに壁や天井に防犯カメラを取り付ける

実は穴を開けずに、壁や天井に防犯カメラを取り付ける簡単な方法があります。

使うのはこちらのアイテム クイックスチール

粘土のようにコネると、15分で硬化し、金属はもちろん、ガラス、木材、コンクリート、陶磁器等、硬い素材ならどこでも接着できる万能パテ

両面テープのように劣化しやすい素材ではないため防犯カメラの取り付けも安心。エポキシと呼ばれるプラスチック素材は金属のように固くなり、非常に長持ちするため、ヨットといった船舶の補修にまで使われる耐久性を持つ。
※両面テープでの防犯カメラ取付は本当にオススメしません。しばらくすると絶対落ちます。

使い方はこんな感じ。

Quik Steel (クイックスチール パテの硬化時間を検証)

程よい大きさに切って、練る。あとはくっ付けたい素材同士を接着するだけ。本来はエンジンやマフラーといった金属に穴が開いてしまった時のパテ用品ですが、その接着力から様々な用途に使われています。

実際に防犯カメラの取り付けにも使われている優秀な接着アイテム

Proバイダー ヤフー店より
きにねこ
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壁に穴を開けずに防犯カメラを取り付けたいならクイックスチールが最強。粘土のように扱えるのに、その接着力は瞬間接着剤以上。まるで溶接したのかな?というほどくっ付きます。

ただし、このクイックスチール。55gの少量パック(卵2個分ぐらいの大きさ)でも1,400円前後とやや高い。そこで私は同じ成分で作られた他社同類品を使っています。

クイックスチールより安い。1,000円以下で購入できるレクターシール

公式サイトより

15分で固着の万能エポキシパテ。 配管やあらゆる箇所の補修に最適。
対応素材:鉄類全般、木材、塩ビ配管、グラスファイバー、セラミック、プラなどなど
切って練り合わせ配管の補修部分に接着するだけ
約15分で金属のように強力固着。
-40度~200度まで対応。蒸気配管もOK
穴やひび割れの補修、表面再形成と用途は多様です。
※食品衛生法370号第20号承認 耐薬品性にも優れてます。

https://www.cr-net.co.jp/products/tool/203/

実際にどれくらいの強度があるのか?試しに私もレクターシールで強度実験を行いました。

レクターシール
中身はこんな感じ
必要な量だけカッターで切り取る
  • レクターシールを準備
  • 中身を取り出し、使う分だけカッターで切り取り

あとは粘土のようにしっかりグニャグニャ混ぜる。中心の材と外側の材がしっかり混ぜるのがコツ。後は貼り付けたい場所にペタッと貼り付け。

粘土のようにペタりと貼り付け
接着力試験の為、S字フックを埋め込み

混ぜたレクターシールを表面つるっつるの単管パイプへ貼り付け。試験のためにS字フックも埋め込みました。

念のため30分ぐらい待ち、しっかり固まったであろうレクターシール。水がたっぷり入ったバケツ(5.7kg)をぶら下げてみる。

水の入った5.7kgバケツ
S字フックにぶら下げる

結果、全くビクともしない。常に5kg以上の負荷がかかっているのに叩いて揺らしても落ちる気配無し。この状態のまま1週間放置しても剥がれ落ちませんでした。やっぱり最強の万能接着剤※カタログスペック:せん断強度49kg/㎤、引張強度420kg/㎡

防犯カメラの重さは一般的に300g~600g、よっぽど重いカメラでも2kg以下が主流。レクターシールさえあればどんな壁にも防犯カメラを穴を開けずに取り付け可能できちゃう。この方法は防犯カメラを天井に設置する時もオススメ

きにねこ
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壁や天井に穴を開けずに防犯カメラを取り付けたい場合、クイックスチールやレクターシールといったエポキシ系固着剤がほんとオススメだぞ。クイックスチールはAmazonや楽天市場、Yahooショッピングといった通販サイトで購入できるものの、オススメの購入先はProバイダーヤフー店

壁に穴を開けずに防犯カメラが取り付けできる最強アイテム クイックスチール

クイックスチールより安い。1,000円以下で購入できるレクターシール

ベランダの手すりに防犯カメラを取り付ける

ベランダの手すりにも防犯カメラは取付可能。

ベランダ参考画像
ベランダ参考画像

戸建ての2Fやマンションに住んでいる方は、手すりに防犯カメラを取り付けるのも良いアイデア。

手すりがステンレスバンドが取り付け可能な形状であれば、上の方で紹介した自在取付板を使った取付方法や、ブラケットを使えばOK。

問題はコの字型で、バンドが通せないタイプのベランダ

良い感じの手すりが無いと防犯カメラの取り付けが難しい

こんなコの字型のベランダの場合、C型クランプと呼ばれるアイテムを使って防犯カメラを取り付けます。

Amazonで人気の定番C型クランプ↓ 300円前後

どんな風にベランダに取り付けるのか?イメージしやすいよう適当な板をベランダの壁に見立てて実演します。(画像は左に90度反転しています)

まず、C型クランプを取り付けたいベランダ部分へはめ込み、ネジをクルクル回し、クランプをしっかり固定します。

ベランダの手すり(イメージ)
クランプを挟んで固定

後はC型クランプ部分へ、ステンレスバンドを通し、防犯カメラ取付ブラケットを固定。

クランプにバンドを通す
ぎゅっとバンドを締めていく

完成形はこんな感じ。

手すりからはみ出して設置した様子
手すりにぴったり固定して設置した様子

C型クランプ1つあれば、ステンレスバンドが通せないベランダの手すりでも、防犯カメラは簡単に取り付け可能。2Fから1F部分を見下ろすように防犯カメラを設置できちゃう。穴を開けないので賃貸でも安心。

きにねこ
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この方法を知っておけば、防犯カメラが取り付けできないベランダなんてなくなるにゃ。ちなみに、ベランダには雨樋があると思うので、雨樋に取り付けるのも良いアイデアだと思うにゃ!

C型クランプは100円均一にも売っていますが、強度を考えると通販で買った方がオススメ↓

Amazonで人気の定番C型クランプ↓ 300円前後

防犯カメラを屋外に自分で設置する方法まとめ

以上、工事不要!防犯カメラを屋外に自分で設置するDIY方法まとめでした。

雨樋に防犯カメラを設置する場合
→自在取付板+ステンレスバンドで固定
メリット:穴を開けない。取り外し、移動簡単。ネジ穴の寸法やサイズを考えず、大きな防犯カメラも取付できる。
デメリット:角形状の柱への取り付けはやや苦手

角形状の柱に防犯カメラを設置する場合
→防犯カメラ取付ブラケットで固定
メリット:円形状、柱形状問わず使える。穴を開けない。取り外し、移動簡単。
デメリット:大きな防犯カメラは取付けできないことも。ネジ穴や寸法に制限あり

壁や天井に防犯カメラを設置する場合
→ネジ止め、もしくはレクターシールといった固着剤で取り付け
メリット:どんな場所にも自由自在防犯カメラが取り付けできる。超強力に接着
デメリット:剥がすのはマイナスドライバーでガリガリするなど少し大変

ベランダの手すりに防犯カメラを設置する場合
→自在取付板、もしくは防犯カメラ取付ブラケットで固定
→バンドを通せる穴が無い場合、C型クランプで通し穴を作って固定
メリット:どんな手すりにも防犯カメラが設置できる
デメリット:見た目が少しイマイチ

きにねこ
きにねこ

今回紹介した防犯カメラ取付方法を知っておけば、ありとあらゆる場所に防犯カメラが自分で取り付けできちゃう。必要な部品も全て通販で入手可能なので、良ければ次のリンクを利用し、購入して貰えると嬉しいにゃ。最後までありがとうございました。

自在取付板+ステンレスバンドで設置する場合↓

防犯カメラ取付ブラケットを使って設置する場合↓

穴を開けずエポキシ系固着剤を使ってカメラを設置する場合↓

C型クランプを使って設置する場合↓

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