タブレットやスマホが人気のOSCAL。そんなOSCALが2023年7月にC70を発売!2万円を切る安価な価格設定なのにUnisoc T606内蔵、リフレッシュレート90Hz、50MPカメラとなかなかな良いスペック。 実際、買いなのかどうか?検証レビューしていくにゃ!どのスマホを購入しようか迷っている人ははぜひ参考にして欲しいにゃ。では早速!
OSCALってどこの国のどんな会社?評判良いの?
OSCALはあの”Blackview”と同じ深圳市多科电子有限公司が販売するサブブランド。
項目 | 内容 |
---|---|
会社 | 深圳市多科电子有限公司 |
英語表記 | Shenzhen Doke Electronic Co.、Ltd |
設立 | 2013年12月12日(新会社設立日) |
資本金 | 1,000万元(約1億8千万円) |
住所 | 深圳市光明区玉塘街道玉律社区第七工业区第3栋801 |
事業内容 | 通信機器、通信製品、携帯電話、電子製品、 デジタル製品および付属品、周辺製品の技術開発および販売、 国内貿易、商品および技術の輸出入 |
輸出先 | アメリカ、日本、欧州、ロシア、スペイン、ドイツ、チェコ共和国、 ウクライナ、フランス、イタリア、トルコ、アルジェリア、 コロンビア、南アフリカを含む世界80か国 |
販売プラットフォーム | Amazon、eBay、AliExpress、Cdiscountなど |
人員・設備 | 従業員数1,000人以上、8500㎡の製造スペース、月間10万台以上の生産能力 |
協力会社 | 深圳市多美捷集团 |
公式サイト | https://www.oscal.hk/(英語) |
OSCALと同じ会社が展開するBlackviewといえば、私のブログの読者ならおなじみのブランド。
ひとことで言って、超優秀なメーカー。
Blackviewはタブレットだけでなく、タフネススマホでも有名なんですが、本当に作る製品は公式発表通りの頑丈さを持つ。こんな感じでスマホの液晶面でクギを打っても大丈夫。
- 見てわかる通り、ヤラせなしの本物の木材に本物のクギを使用
- 「正直、壊れたらこの記事は没。私も泣く。頼む壊れないでくれ」と思いながら試験
- なんと、液晶面で釘が打てちゃった。しかもやっぱり液晶面に傷が無い。頑丈さがやばい。
紹介元の記事↓
【徹底試験】Blackviewのスマホの評判は本当なのか?BV5200 Proでタフさを検証レビュー!
他にも多くのBlackview製品の性能を検証してきました。
【実機レビュー】Blackview Tab12 Proタブレットを評価していく!
【上位グレード】Blackview Tab13タブレットをレビュー!前機種とも比較!
【最強防水】タフで話題のBlackview BV8800をついに購入!徹底レビュー!
結果、分かったことはBlackviewの製品は大丈夫。そして、Blackviewと同じ会社が展開するOSCALも信頼して良いメーカーにゃ。
OSCAL スマホ C70をレビュー
今回紹介するスマートフォンはOSCAL C70
- 最新Android12。UIデザイン刷新、クイックタップ、片手モードなどの新機能搭載
システム消費電力も大幅に軽減、CPU動作時間が最大22%減など効率化 - 6.56インチ・720*1612解像度。リフレッシュレート90Hzで描写が滑らか。
一般的なリフレッシュレート60Hzと比べ、1秒間の描写性能が1.5倍UP。映像が超滑らか - Antutuベンチマーク 20万点超えのUNISOC Tiger T606塔載。アプリもさくさく動く
普通のアプリならどれもサクサク。激重ゲーは厳しいものの、普段使いで困ることなし。 - RAM10GB(6GB+4GB拡張)+ROM128GB&(+2TB拡張)とメモリと記憶容量は十分
RAMが大きくアプリの多重起動も問題なし。容量も128GBなので動画や写真の保存も◎ - リアカメラが実は5,000万画素と高性能。バッテリー性能も5,180mAhと申し分なし。
カメラもしっかり使える子。もともと省電力なのにバッテリー容量も高い長持ち機種
OSCAL スマホ C70は2万円を切る格安SIMフリースマホなのに、しっかり実用的な性能を持つスマホ。強みは滑らかな映像描写、CPU性能、カメラ性能の3つ。自分が使っても良いし、遊び盛りの子供にプレゼントしても良い。そんなスマホにゃ。
発売から数ヶ月経っていることもあり、購入者は既に多い。
購入&愛用している人の口コミをチェックすると、みんな気に入っている様子が分かる。
Blackview OSCAL C70を買った。
— koda (@a_yagami) June 26, 2023
価格安いのにメッチャ良いな… pic.twitter.com/qdlpZGFW1g
スマホの容量が厳しくなってきたのでサブとして『OSCAL C70』を購入してみた
— 臆病なワンワン (@mazo_okubyou) September 5, 2023
安価で容量が大きく動作も申し分ないのでサブ器としては良い感じ
Blackview OSCAL C70の詳細評価完了
— ToviWorks スマホ研究者 (@ToviWorks) May 21, 2023
2D/SNS向け抑える所は最低限抑えた端末でした。
閲覧重視で普段使いはそこそこ快適で超低発熱
バッテリー持ちはそこそこ。ただカメラと3Dが厳しい
性能が限られるので要件があえば
お手軽サブ機にはお勧めです~https://t.co/hjiXW9ADRH pic.twitter.com/4CoWo5PMIC
新しい動画を投稿しました🥳
— 硝子磨テコ📞スマホ情報系Vtuber【テコのスマホ相談室】 (@garasuma_teco) May 23, 2023
今回はBlackview様からご提供いただいた、OSCAL C70のレビューです📱✨
本音でカメラやゲーム性能なども検証しました👀💡
是非ご覧ください💓⬇️https://t.co/BzBPyKXshR
日本と海外の公式Twitterに掲載されたお花の写真も登場しますよ🌼#Vtuber #YouTube #Blackview https://t.co/12VQt1EeuU pic.twitter.com/PzZDzRtkoV
新しいスマホキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
— Masayuki Shimura (@escaper666) September 29, 2023
あっ、汚部屋が映り込んでる。#amazon#oscal#oscalC70 pic.twitter.com/eX5XhspRXx
新スマホカメラ撮影テスト#oscal#oscalC70 pic.twitter.com/OZLe3BCRFx
— Masayuki Shimura (@escaper666) September 30, 2023
OSCAL C70の性能表と特徴、注意点
OSCAL C70の性能と特徴、注意点をまとめたのがこちらの表。
自分に必要な性能が揃っているかどうか、ざっとチェックしておこう。
端末名称 | OSCAL C70 |
---|---|
回線 | 3G:W-CDMA:1 / 8 4G:FDD LTE:1 / 3 / 7 / 8 / 19 / 20 TD-LTE:40 5G:非対応 →5G高速通信には非対応。4G回線で使おう |
通信 | Wifi:802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth:5.0 デュアルスロット(Nano SIM×2) →WiFiやBluetoothは普通スペック |
液晶性能 | サイズ:6.6インチ 解像度:1,612×720(HD+) 明るさ:400cd/m2 最大リフレッシュレート:90Hz 画素密度:267ppi →液晶性能は中の上。映像の滑らかさ、スクロール性能は◎ |
CPU | UNISOC Tiger T606 (2 x Cortex-A75 1.6GHz + 6 x Cortex-A55 1.6GHz) Antutu総合スコア:200,000万点超え →普通のアプリはサクサク。少し重めのアプリは〇 激重アプリはちょっと厳しい |
メモリ/記憶容量 | メモリ:6GB+拡張でさらに4GB。最大10GB 記憶容量:128GB+拡張でさらに2TB →複数のアプリを多重起動しても問題なし。記憶容量も十分 |
カメラ性能 | リアカメラ:50MP+深度2MPのダブルカメラ フロントカメラ:8MP →リアカメラ性能が5,000万画素と十分高性能。 フロントカメラは普通なので、自撮り好きには△か? |
GPS/認証/各種機能 | GPS:GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO 生体認証:指紋認証・顔認証 センサー:指紋、近接、環境光、加速度、デジタルコンパス イヤホンジャック:塔載 NFC、FeliCa、おサイフケータイ:非対応 →海外携帯でよくあるのNFC非対応が惜しい。 マイナンバーカードの読み取りやタッチ決済はできない。 |
バッテリー/充電 | 容量:5,180mAh 充電スピード:18W ワイヤレス充電:非対応 →高速充電やワイヤレス充電には非対応 |
https://unite4buy.com/ja/specs/Blackview-Oscal-C70/
スペックを確認して改めて思う、OSCAL C70の強みは滑らかな映像描写、CPU性能、カメラ性能の3つ。逆にゲームをガンガンするユーザーや、自撮り、タッチ決済やマイナンバーカードを使いたいという人におすすめしないにゃ。
OSCAL C70の開封、外観チェック
OSCAL OSCAL C70はおしゃれな外箱に入って届きます。
早速、開封し、中身をチェックしていこう。
内容物は5点。
スマホ本体(保護フィルム貼付、ケース装着済み)、予備の保護フィルム、説明書にACアダプターや電源コード類。
OSCALシリーズのスマホやタブレットで嬉しいのは、保護フィルムが既に装着されていることが多い点。C70も最初から保護フィルムが付いています。
ホコリが入らないように、気泡が入らないようにフィルムを貼る手間が無いのでめっちゃ楽。
間違って、薄皮部分だけでなく、全てのフィルムを剥がさないよう注意しよう。
※予備の保護フィルムも1枚付いてる。太っ腹。
おまけにC70は最初から保護ケースも付いているモデル。
シンプルなシリコンケースですが、厚みや触りごこちは普通に良し。
ペラペラの安物ケースではないので、落下時の衝撃吸収能力もしっかりある。
OSCAL C70はもともと2万円を切る格安スマホですが、さらに保護フィルム(予備含め2枚)、にシリコンケースが付属。めちゃくちゃお買い得なセットになっていますにゃ。
外観は”意匠にこだわりを感じさせる”艶やか仕様。
特にC70の強みである50MP(5,000万画素)リアカメラの輝きはピカイチ。
画質に期待感を抱いてしまう高級感を感じさせる。
ボタンや端子配置はシンプル。
右側面に音量上下ボタンと電源。底面に3.5mmオーディオ端子や充電端子。
左側面にはSIMスロット、天面にはボタン類無し。
カードスロットはデュアル仕様。
nano SIMカード+マイクロSDカード or nano SIMの2枚挿入可能。
複数の通信回線の併用、本体容量の増量に対応しているため、使い勝手は良し。
一通りチェックした後は、立ち上げて初期設定をしていこう。
OSCAL C70の性能をチェックしていく
まずは液晶性能を見ていこう。
OSCAL C70の液晶性能
6.6インチ、解像度1,612×720(HD+)、明るさ400cd/m2。
リフレッシュレート90Hzと数値上はなかなか高性能。実際は、というとこちら。
うん。かなり良い液晶性能ではなかろうか。
発色も良く、明るさも十分。IPSパネル採用で視野角も十分に広く、斜めからも見やすい。
リフレッシュレートも一般的な60Hzではなく、90Hz。滑らかさは十分体感できる。
せっかくならリフレッシュレートの違いを比較紹介したいものの、私の手持ちカメラに高リフレッシュレート対応品なし。
そこで、参考までにこちらの動画を紹介したい。
スマホのリフレッシュレートの違いを比較した動画ですが、リフレッシュレートが低いほど画面のチラつき感を感じるのが分かる。特に60Hzは見てて目が非常に疲れる。OSCAL C70は格安なのに”目にも優しい90Hz”仕様。これは◎
OSCAL C70のCPU性能
OSCAL C70はAntutuベンチマーク 20万点超えのUNISOC Tiger T606を搭載。
普通のアプリならどれもサクサク。激重ゲーは厳しいものの、普段使いで困ることなし。
実際、どれだけのCPU性能を持っているのか?こちらの検証動画が分かりやすい。
※ちょうどゲーム性能の検証が始まる5:17~から再生するよう設定しています。
検証したゲームはCALL OF DUTY、プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク原神、モンスターストライクの4つ。
コールオブデューティーは高リフレッシュレート設定でも問題無く遊べる。
プロセカの3D MVモードは、さすがに反応が遅れる。軽量モードならOK。普通に遊べる。
激重ゲーの原神は意外と動くものの、もっさり感あり。遊べなくはない。
モンストは余裕。友情コンボも遅延なし。快適に遊べる
よっぽどの重いゲームでない限り、どれも快適に動くことが確認できましたにゃ。
メモリ設定・使える記憶容量のチェック
次はOSCAL C70はメモリや使える記憶容量をチェックしていこう。
まずはメモリ。C70はメモリ6GB+拡張+4GBの10GB仕様。
初期状態から10GBになっているのかチェックすると、ちゃんと10GBに設定されていました。
ただし、アプリのプリロードを高速化させるRAM FastはOFF状態。
RAM FastモードはBlackview(OSCAL)シリーズのスマホやタブレットに搭載されている機能。よく使うアプリなどを学習することでアプリの起動速度が7%以上向上するため、速さを追求したい人はONにすると良し。
OSCAL C70本体の記憶容量は128GBですが、システムやアプリで10GBほど使われているので、実質使える容量は約118GB。
118GBも余っていれば普段使いで困ることは無し。値段の安いスマホが欲しいといっても、最低でもこのぐらいは欲しいよね。64GBスマホだと容量カツカツで、アプリの取捨選択で苦い思いをした経験があるにゃ。
リアカメラ5,000万画素の性能チェック
最後に5,000万画素カメラの性能をチェックしていこう。
せっかくなので、手持ちのOPPO A5 2020(約1200万画素)との違いも比較
まずは、毛並みの整ったぬいぐるみをOSCAL C70で撮影。
毛1本1本の柔らかな質感がよく感じる、良い感じの画質。
しかも、ブログに載せる都合で1/5サイズへ縮小した状態でこの画質。
そこで、縮小前の写真を一部だけ切り取って載せたのがこちら。
縮小前の画像だと、毛並みはもちろん、
黒い目の中に入っているキズまで鮮明に映し出しています。
では、1200万画素のカメラだとどうなのか?それがこちら。
全く同じ条件で撮影したのに1,200万画素のカメラだと、全体的にぼや~っと映ってるし、鮮明じゃない。5,000万画素のOSCAL C70と1,200万画素のカメラだそりゃ勝負にならないよね。
次は条件を変更。夜間の撮影能力をチェックしよう。
撮影対象は真っ暗な部屋で、クリスマスツリー。
こちらも同じく、5,000万画素のOSCAL C70と1,200万画素のOPPO A5 2020で比較。
結果はやはり、OSCAL C70の方がキラキラ綺麗。
これからの季節。屋外でイルミネーションを撮影する機会が増えてきますが、そんな時でもOSCAL C70はしっかり仕事をすることが確認できましたにゃ。
OSCAL C70はカメラに力を入れていることもあり、撮影パターンや調整幅も豊富。
通常の撮影モードでは、キリッとした白基調から温かみのある雰囲気、モノクロなど様々対応。HDRももちろんOK。
Proモードでは、AF、ISO、WBなど細かな調整はもちろん対応。
PortaitモードではF値(レンズの開放口径)の細かな調整ができ、パノラマ、低速度撮影、Macro(近写)、Night Proといった変わり種撮影もOK
OSCAL C70 の5,000万画素カメラはしっかり高性能。撮影環境に合わせた調整も自由自在ですし、撮影種も豊富。おまけにシャッター音をOFFにしたり、ウォーターマークを入れる機能も付いてるにゃ。格安スマホなのにカメラ性能はほんとに優秀。
OSCAL スマホC70は買って良し。
OSCALはスマホやタブレットで超有名なBlackviewのサブブランド。
会社は超一流。自社工場を持っているちゃんとしたメーカーであり、公表スペック通りの実機、なかなか壊れにくいという製品のタフさが認められています。
実際に使ってみましたが、しっかり動くし、保護フィルム&ケース付きで2万円以下の格安設定。“安くて快適にスラスラ動き、カメラの性能も良い。メモリや記憶容量も十分”コスパ良いスマホが欲しい。という人にぴったりな仕上がりにゃ。割引セールやクーポン配布で安く購入できるタイミングなら迷わず買って良しと評価するにゃ!
- 最新Android12。UIデザイン刷新、クイックタップ、片手モードなどの新機能搭載
システム消費電力も大幅に軽減、CPU動作時間が最大22%減など効率化 - 6.56インチ・720*1612解像度。リフレッシュレート90Hzで描写が滑らか。
一般的なリフレッシュレート60Hzと比べ、1秒間の描写性能が1.5倍UP。映像が超滑らか - Antutuベンチマーク 20万点超えのUNISOC Tiger T606塔載。アプリもさくさく動く
普通のアプリならどれもサクサク。激重ゲーは厳しいものの、普段使いで困ることなし。 - RAM10GB(6GB+4GB拡張)+ROM128GB&(+2TB拡張)とメモリと記憶容量は十分
RAMが大きくアプリの多重起動も問題なし。容量も128GBなので動画や写真の保存も◎ - リアカメラが実は5,000万画素と高性能。バッテリー性能も5,180mAhと申し分なし。
カメラもしっかり使える子。もともと省電力なのにバッテリー容量も高い長持ち機種