ポータブル電源と言えば”BLUETTI”と”EcoFlow”がめちゃくちゃ有名。どちらもAmazonや楽天で売れているものの、BLUETTIとEcoFlowはどっちが優秀なのか?しっかり比較していこう。そもそもどんな会社なの?という所から徹底比較していくので、ポタ電選びの参考にして貰えると嬉しいにゃ。では早速!
BLUETTIとEcoFlowの会社を比較!どっちが大手?
BLUETTIもEcoFlowもどちらも中国大手のポータブルメーカー。でも、具体的にはどっちが大きな会社なのか?業界大手なのか?会社を比較してみよう。
結論から言うと、BLUETTIの方が歴史が古く、世界各国の支社の数も多い。EcoFlowも大きな会社ですが、信頼度はBLUETTIに軍配。
- BLUETTIは創業10年以上の老舗であるものの、EcoFlowは設立5年ちょっとと若い会社。
- といっても、EcoFlowは中国のハイテク企業のエースが集まり創設。勢いはある会社
- BLUETTIはポータブル電源だけでなく、太陽光発電の蓄電池システムにも強い。世界のマイクロエネルギー貯蔵業界トップ3
- BLUETTIは日本、米国、ドイツ、英国、オーストラリア、ナイジェリア、フィリピンなど世界7か国に支社を持つ。EcoFlowはまだ3つ。
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項目 | BLUETTIの会社概要 |
---|---|
会社名 | 深圳市德兰明海新能源股份有限公司 |
会社住所 | 深圳市南山区西丽街道新围社区同沙路168号 凯达尔集团中心大厦1号楼十九层 |
資本金 | 36,000万元 |
設立 | 2013年6月18日(創業は2009年) |
関連会社 | 総資本34億円以上の子会社を7社保有。 |
会社紹介 | エネルギー貯蔵関連機器の世界的主要メーカーの1つ。 ポータブル電源だけでなく、太陽光発電の蓄電池もにも強い。 日本だけでなく世界70か国以上にポータブル電源を輸出 中国の「科学と技術」トップ100企業にランクイン。 日本、米国、ドイツ、英国、オーストラリア、ナイジェリア、フィリピンに支社 300人以上の研究開発チーム 300以上の特許、実用新案権などを保有 東京ドームより大きな5万平方㎡の自社工場を保有。 OEM/ODMによる受託生産事業も展開。 某有名ブランドも実はBLUETTIの工場で生産されていることも |
中国本家公式サイト | https://www.poweroak.net/(中国語) |
項目 | EcoFlowの会社概要 |
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会社名 | 深圳市正浩创新科技股份有限公司 |
会社住所 | 深圳市宝安区石岩街道龙腾社区 松白公路北侧方正科技工业园厂房A202 |
資本金 | 44,000万元 |
設立 | 2017年6月26日 |
関連会社 | 総資本10億元以上の子会社を3社保有。 |
会社紹介 | モバイルエネルギー貯蔵とクリーンエネルギーの分野に焦点を当てた、 中国国家ハイテク企業の1つ。 既に200万人以上のユーザーを獲得、製品は100ヵ国以上へ輸出 欧州、日本、米国シリコンバレーに支社有り 320件以上の特許を取得。 RIVER Mobile Power Station、DELTA Maxなど多数展開 創設チームにはDJI、ファーウェイ、ZTEといった中国国策メーカーから参画 2021年9月には海外のクラウドファウンディングで約17億を資金調達、 全世界の化学技術プロジェクト全部門で6位達成 |
中国本家公式サイト | https://www.ecoflow.com/cn(中国語) |
BLUETTIとEcoFlow。どちらも世界で指折りのトップブランド。資本金はどちらも数十億円を突破。会社自体はBLUETTIの方が大きく、世界でも認知が進んでいるブランドだと考えて良し。
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BLUETTIとEcoFlowの日本支社、サポート体制を比較!
ポータブル電源はお高い買い物。せっかく購入したのに初期不良品だった。買ってすぐに壊れてしまった。なんてことがあると非常に困る。
どちらの製品も保証期間、返品期間が設定されているものの、サポートスタッフは日本人なのか?中国に返品する必要があるのか?この辺りは知っておきたい。
BLUETTIとEcoFlowの日本支社・サポート体制を比較すると次の通り。
- 日本での販売はどちらも日本支社が販売窓口。
- BLUETTIもEcoFlowも日本人スタッフ在中。不具合品の確認・修理も日本人技術者が行うし、カスタマーサービスも日本人なので安心してOK
- BLUETTIはLINEやTwitterでの問い合わせに対応しているため、動画を送付して困っている症状を伝えやすいというメリット有り。自分の操作ミスや、簡単な症状であればすぐに解決できちゃう。
- EcoFlowは電話サポートに対応しているため、緊急時にすぐ電話問い合わせができるのは良し。
- 保証期間や返品期間はBLUETTIもEcoFlowもほとんど同じ。
項目 | BLUETTI | EcoFlow |
---|---|---|
日本法人 | BLUETTI JAPAN株式会社 | EcoFlow Technology Japan株式会社 |
住所 | 神奈川県相模原市南区東林間1丁目17−16 | 東京都江東区南砂二丁目36番11号 プライムタワー東陽町8階 |
設立 | 2021年3月24日 | 2019年4月25日 |
公式サイト | https://www.bluetti.jp/ | https://jp.ecoflow.com/ |
担当業務 | Amazon、楽天、公式サイトの販売店舗 日本人のメカニカル技術者在職 日本人のカスタマーサポートスタッフ在中 | Amazon、楽天、公式サイトの販売店舗 日本人のメカニカル技術者在職 日本人のカスタマーサポートスタッフ在中 |
電話番号 | 042-705-9357 | 050-3138-8158 |
問い合わせ | 問い合わせはメールフォーム、Facebook、 LINE、ツイッターなどで対応 | 問い合わせはメールか電話(保証・修理) 対応時間:9:30-17:30 (土曜・日曜・祝日、年末年始を除く) |
保証期間 | 24か月保証(交換対応) 延長保証なら48ヵ月間 | 24か月保証(交換対応) 延長保証対応品なら最大60ヵ月間 |
返品期間 | 30日間 | 30日間 |
サポート体制は僅差でBLUETTIの勝ち。LINEやTwitterで問い合わせできるのめっちゃ便利なんですよね。動画や写真をポチポチ送って症状が伝えられるし、向こうからも写真や動画を送ってもらえるし、レスポンスよくサポートして貰えるのは高評価!
BLUETTIとEcoFlowのポタ電を比較!コスパが高いのはどっち?
ここまでBLUETTIとEcoFlowを比較してみて、中国本社の会社規模、日本支社のサポート体制もBLUETTIがほんの少し優れているだけ。
ほんの少ししか差がないため、BLUETTIとEcoFlowのどちらを買うべきか?は製品の性能と価格からなる”コストパフォーマンス”が決め手。BLUETTIとEcoFlowの人気モデルで、用途が似ているモデルを徹底比較していこう。
定格出力600~800W BLUETTI EB70SとEcoFlow RIVER Proを比較
まずは電子レンジやエアコンを動かせる定格出力600~800Wクラスのポタ電。BLUETTI EB70SとEcoFlow RIVER Proを比較してみよう。
ぶっちゃけ、充電時間の速さだけならRIVER Proの勝ちだけど、全体的にはBLUETTI EB70Sの方がコスパ優秀と分かる。
- BLUETTIもEcoFlowも値段はほぼ一緒。ただし、最大出力W数はBLUETTIの方が高く、使える機器も多い。
- EcoFlowは最短1.6時間でフル充電と凄い早いが、電池の種類は三元素リチウムイオン系。安全性は中ぐらい。
- BLUETTIは最短4時間ほどでフル充電。そんなに早くないけど、一番安全なリン酸鉄系リチウムイオン系の電池採用。寿命も一番長く劣化の少ない電池。安心感が強い。
- BLUETTIの方が重量が重く、サイズも少し大きいけど、取っ手が収納できるタイプなので、天面がフラットになり便利。車のトランクの一番下に置いても問題無し。EcoFlowは取っ手が収納できないので、ちょっと不便
- BLUETTIはAC出力端子、USB-C端子の数も多く、スマホのワイヤレス充電にも対応。
項目 | BLUETTI EB70S | EcoFlow RIVER Pro |
---|---|---|
見た目 | ||
参考価格 (Amazon) | 59,800円 →Amazonでチェック →楽天市場でチェック | 59,850円 →Amazonでチェック →楽天市場でチェック |
電池容量 | 716Wh | 720Wh |
電池種類 | リン酸鉄系リチウムイオン →安全性が一番高く、長寿命なやつ | 三元素リチウムイオン →安全性は中ぐらい。その代わり電力効率◎ |
充放電回数 | 2500回以上 →めっちゃ長持ち | 800回以上 (80%+) |
定格出力 | 800W(サージ1400W) →1度に使えるW数が多い | 600W(サージ1200W) |
重量 | 9.7kg | 7.2kg →EcoFlowの方が軽い |
外形寸法 | 320*217*222mm →取っ手部分が収納可能だから高さが低い 収納時は天面が平面だから使いやすい。 | 288*185*253mm →横幅と奥行きが小さいけど、 上の取っ手が収納できず邪魔 |
充電 | AC(最大200W)ソーラーパネル(最大200W) シガーソケット充電 →充電時間はACで最短4時間程度 | AC(最大660W)、ソーラーパネル(最大200W) シガーソケット充電 →充電時間はACで最短1.6時間ほど。早い。 |
出力端子 | AC出力(最大800W)×4、DC出力×2 シガーソケット×1、 USB-A(5V3A)×2、USB-C(最大100W)×2、 ワイヤレス(最大15W)×1 →AC端子の出力数、端子数が多い。 スマホのワイヤレス充電にも対応 | AC出力(最大600W)×3、DC出力×2 シガーソケット×1、 USB-A(5V2.4A)×2、USB-A(急速18W)×1 USB-C(最大100W)×1、 →AC端子の出力数、端子数が小さい。 USB-Cなど端子数は少なめ |
パススルー | 対応。充電しながら使うことも可能 | 対応。充電しながら使うことも可能 |
充電時間だけを考えればEcoFlowが間違いないんだけど、電池が三元素リチウムイオン系か・・・。効率を取るか、安全性を取るかの2択だけど、単純な出力W数や端子数がBLUETTIのが多いので、BLUETTIの勝ちと判断するにゃ。
参考、電池種類による違い。BLUETTIは一番下のリン酸鉄系。製品寿命が最も長く、安全性が一番高い。EcoFlowは下から3番目の三元系。
定格出力2000W以上 BLUETTI AC200MAXとEcoFlow2000 Proを比較
次はソーラーパネルを駆使しつつ、完全に自宅の予備電力としても使える性能を持つ定格出力2000W数以上のポータブル電源を比較していこう。このクラスになると動かせない家電製品は無し。(日本の家庭用コンセントは最大1500W)
こちらもやはり、三元素リチウムイオン系電池を搭載したEcoFlowの方が軽くて充電スピードが速い。という特徴を持つ。でも、全体で比較するとやっぱりBLUETTI AC200MAXの方がコスパが高いと判断。
- BLUETTIもEcoFlowも値段はほぼ一緒。電池容量、最大出力W数もほぼ一緒。
- EcoFlowは最短2時間でフル充電と凄い早いが、電池の種類は三元素リチウムイオン系。安全性は中ぐらい。電池効率が良いので本体も軽め。
- BLUETTIは5.5~6時間ほどでフル充電。そんなに早くないけど、一番安全なリン酸鉄系リチウムイオン系の電池採用。寿命も一番長く劣化の少ない電池。安心感が強い。
- BLUETTIはスマホのワイヤレス充電にも対応。
項目 | BLUETTI AC200MAX | EcoFlow DELTA Max2000 |
---|---|---|
見た目 | ||
参考価格 (Amazon) | 179,800円 →Amazonでチェック | 166,980円 →Amazonでチェック →EcoFlowの方が少し安い傾向あり |
電池容量 | 2,048Wh | 2,016Wh |
電池種類 | リン酸鉄系リチウムイオン →安全性が一番高く、長寿命なやつ | 三元素リチウムイオン →安全性は中ぐらい。その代わり電力効率◎ |
充放電回数 | 3,500回以上 →めっちゃ長持ち | 800回以上 (80%+) |
定格出力 | 2,200W(サージ4800W) | 2,000W(サージ4200W) |
重量 | 28.1kg | 22kg →EcoFlowの方が軽い |
外形寸法 | 42 x 28 x 38.65cm | 50 x 24 x 30.5cm |
充電 | AC(最大500W)ソーラーパネル(最大900W) シガーソケット充電。 ACとソーラー充電併用で最大1400W充電 →ACだと5.5時間~6時間でフル充電 | AC(最大1500W)、ソーラーパネル(最大800W) シガーソケット充電 →ACだと最速2時間でフル充電できる性能。 |
出力端子 | AC出力(最大2,200W)×5、 RV 12V/30A ×1 USB-A(最大18W)×4、USB-C(最大100W)×1、 ワイヤレス(最大15W)×2 DC5521×2、シガーソケット×1 →スマホなどのワイヤレス充電にも対応 | AC出力(最大2,000W)×6、 USB-A(最大18W)×4、USB-C(最大100W)×2、 シガーソケット×1 DC5521×2 →AC出力がBLUETTIより1個多い |
パススルー | 対応。充電しながら使うことも可能 | 対応。充電しながら使うことも可能 |
EcoFlowも良いポータブル電源ブランドだと思いますが、軽さや電池効率を追求するために安全性、製品寿命を犠牲にしているにゃ。脳筋系の私からすると、多少重くても良いから安くて寿命が長い=コスパが良いBLUETTIがストライクゾーン!
参考、電池種類による違い。BLUETTIは一番下のリン酸鉄系。製品寿命が最も長く、安全性が一番高い。EcoFlowは下から3番目の三元系。
【ガチ勝負】BLUETTIとEcoFlowの比較結果!
私はBLUETTIとEcoFlowならBLUETTIのポータブル電源をオススメしたい。
- BLUETTIもEcoFlowも値段、電池容量、最大出力W数は近い性能を持つ。
- EcoFlowは電池効率の良い三元素リチウムイオン系を採用しているため、充電速度が速く、軽いものの、その分製品寿命が小さくなり、安全性でもBLUETTIに負ける。
- BLUETTIはスマホのワイヤレス充電にも対応している傾向有り。
- BLUETTIのデザインは取っ手が収納できたり、長方形に近かったりと使いやすいモデルが多い。
- BLUETTIの充電速度はそんなに早くないけど、一番安全なリン酸鉄系リチウムイオン系の電池採用。寿命も一番長く劣化の少ない電池。安心感が強い。
BLUETTIは他メーカーのポータブル電源と比べてタフネス・脳筋仕様のポータブル電源という印象にゃ。安全に使えて、寿命が長いのが最大の特徴。私の好みにストライクゾーン!
最後に
BLUETTIもEcoFlowも時期によってタイムセールや割引クーポンを配布しているため、賢く購入したい人は次のリンクをチェックするといいにゃ!