象印のオーブントースター「こんがり倶楽部」とAladdin(アラジン)のグラファイトトースター。どっちを購入すべきなのか?その違いを比較しました。実はそれぞれ焼き方に明確な違いがあります。購入の参考になると嬉しいですね!では早速。
こんがり倶楽部とAladdinのトースター比較
まずはそれぞれ、2枚焼きモデルで比較。
こんがり倶楽部は「サクふわトースト付き」、Aladdinはシンプルなグラファイトトースター。
象印 オーブントースター こんがり倶楽部 サクふわトースト
Aladdin (アラジン) グラファイト トースター 2枚焼き
こんがり倶楽部とAladdinの2枚焼きトースター比較表
単純にスペックを比較するとこんな感じ。
項目 | こんがり倶楽部 | Aladdin |
---|---|---|
目安価格 | 13,500円(Amazon、楽天市場) | 12,000円(Amazon、楽天市場) |
本体サイズ | 幅33.5×奥行29×高さ26cm | 幅35×奥行29.5×高さ23.5 cm |
庫内有効寸法 | 幅27cm×奥行23.5×高さ11cm | 幅31×奥行23.5×高さ8.7cm |
色 | ブラックのみ | ホワイト、グリーン |
タイマー | 最大30分 | 最大15分 |
消費電力 | 1032W | 1250W |
温度調整 | 80度~250度調整 | 100度~280度 |
本体重量 | 4.7kg | 3.4kg |
付属品 | 目の小さな焼き網 受け皿トレー1枚 | 普通の焼き網 受け皿トレー1枚 |
機能 | 温度調整でじっくり焼く「サクふわトースト」 扉が外せて洗える | 遠赤グラファイトで0.2秒で高温 早く熱く調理するのが得意 |
これだとちょっと味気ない比較。違いも分かりにくい。そこでポイントを抜粋して解説。
じっくり焼くならこんがり倶楽部。こんがり焼きならAladdin
こんがり倶楽部の消費電力は1032W、対してAladdinは1250W。最大火力はAladdinの方が上です。
Aladdinはその火力と、遠赤グラファイト機能により、高温で一気に焼き上げるのが得意。焼き上がったトーストは外はカリッと、中は水分が残りしっとり。「ガリっふわもち」といった強い食感を生み出す。
焼き時間も短くなるため、時間の無い朝にはぴったりのトースターではあるものの、高温で一気に焼き上げる為、目を離すと焦げてしまうので注意が必要。
久しぶりにアラジンでパン焼いたら焦げた悲劇すぎる…泣
— *・shiori・* (@BMI17ninaru) December 9, 2019
ブランパンです🥐食べたらジム行こうかな🏃♀️ pic.twitter.com/j69liXVuVp
アラジンのオーブンにテンション上がってたら、焼けるの早すぎてかつて無いほど焦げた pic.twitter.com/EV9EFzZyrW
— Eriy イラストレーター (@Eriy06) November 4, 2021
今日もまた焦げちゃった😁
— あつこ (@attin_spirit) February 19, 2021
玄米パン作って、ちょっとだけ
焼き目つけようと思って
アラジントースターに入れたら
あっという間に焦げた😁
上をスライスしたら大丈夫❗️
あとで食べます😉 pic.twitter.com/Ie9wdJTw0W
アラジンのトースターの威力はすごいね!また焦げた。 pic.twitter.com/wYLC2nDnrN
— ぽこ☔️ (@0088111) February 20, 2017
Aladdin最大の特徴は火力の強さ。高温で一気に焼く作業は慣れないと失敗することもあります。火力を落としていつも通りのトースター感覚で焼くこともできますが、それだとAladdinを選ぶメリットが無くなります。
対してこんがり倶楽部は常に一定の温度で焼き続けるのではなく、サクッと層を作る温度域を長く維持することで、食感が非常に良いトーストが仕上がる「サクふわトースト」を搭載。次の公式動画(2分35秒)でも詳しく紹介されています。
オーブントースター EQ-JA22 製品紹介
トーストをじっくり、じっくり、美味しく育てるように焼く。これがこんがり倶楽部の特徴。
トーストだけでなく、揚げ物やドーナツ。なんでもじっくり温め、サッくり食感を作るため、ズボラ主婦にも非常に人気。
トースターをいつだったか象印のこんがり倶楽部ってのに買い替えたんだけど、これマジで優秀。トーストが安いパンでもサクフワに仕上がるんだけど、最近のお気に入りはフライあたため機能。サクサクになります。これで袋入りのドーナツをあたためると、あたかもクリスピークリームドーナツみたいに!
— shiho@初フル完走褒めて! (@shihohime) April 2, 2021
焦がしてしまう。という失敗を避けつつも、サクっという食感を作りたいなら、こんがり倶楽部のほうが簡単・お手軽なのは間違いない。
こんがり倶楽部の目の小さな焼き網トレーは地味に便利
こんがり倶楽部の焼き網トレーは「お餅も焼ける目の小さな網」
何が素晴らしいって、チキンナゲットやドーナツ、海老の天ぷら、唐揚げなどなど、細い食材が絶対に下に落ちない。
私はトースターで結構色んなものを、アルミホイルも敷かずに焼きます。そっちの方が余分な脂が落ちて、カリカリで美味しいので。でも、普通のトースターだと隙間が大きくて、結構な確率で下に落としてしまいます。頑張って救出するのが大変。
こんがり倶楽部は標準で目の小さな網トレーが付いている。これは個人的に嬉しいポイント。※Aladdinは一般的な物が落ちやすい焼き網。
ちなみに「こんがり倶楽部」はとびらをすっぽり外して洗えます。いつでもお手入れ楽々、清潔にできるのも嬉しいポイント。
低温じっくり調理もこんがり倶楽部に軍配
こんがり倶楽部の温度幅は80度~250度。タイマーは30分。
Aladdinの温度幅は100度~280度。タイマーは15分。
高温、短時間調理はやっぱりAladdinの方が優れています。が、低温じっくり調理ならこんがり倶楽部の勝ち。
例えば、分厚い肉の芯まで、じっくり火入れする必要があるローストビーフ。間違いなく「こんがり倶楽部」の方が上手に失敗せずに作れます。
下味を付けたもも肉をアルミホイルに包んで、80度で30分タイマー×2回。これだけでパッサパサではなく、ジューシーな低温調理ローストビーフが作れる。
Aladdinでも出来ないことはないものの、0.2秒で即高温になってしまう、遠赤グラファイト機能が逆に邪魔。タイマーも15分しかないので何回もセットする必要がある。
ゆっくり加熱し、ゆっくり中心部にまで熱を伝えるならどうしても「こんがり倶楽部」が良い。
トースターとしての見た目、オシャレ具合は圧倒的にAladdinですが、実用性・失敗の少なさ、汎用性を優先するなら「こんがり倶楽部」
こんがり倶楽部とAladdinなら、こんがり倶楽部をオススメする。
見た目優先なら間違いなくAladdin。でも、焦がしてしまうといった失敗も多いトースターなため、私は買うならこんがり倶楽部をオススメします。
2枚焼きサイズならこちら→象印 オーブントースター こんがり倶楽部 サクふわトースト
4枚焼きサイズならこちら→象印 トースター オーブントースター こんがり俱楽部 トースト 4枚焼き サクふわトースト
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