
呼吸力を整える、肺活量を増やしたい。そう考えた時、候補にあがるトレーニング器具はエアロフィットとパワーブリーズ。どっちも似たような仕組みだけど、正確には何が違うのか、どっちが鍛えられるのか、日々の日常の管理含めて徹底比較していくぞ!結論から言えば、基本的にはエアロフィットをオススメしているぞ!では早速!
関連記事:【評判】なぜエアロフィットを選んだのか?効果を徹底レビュー!
エアロフィットとパワーブリーズ比較表
おそらく、こちらの記事を読まれている人はどちらの商品もある程度知っているはず。
そこで前置き無しに、いきなり比較表のご紹介。違いを一目で確認しよう。
項目 | エアロフィット | パワーブリーズ |
---|---|---|
見た目 | ![]() | ![]() |
目安価格 | 11,990円 | 9,900円 |
メーカー | デンマーク | イギリス |
吸気負荷調整 | 6段階 | 10段階 |
呼気負荷調整 | 6段階 | 非対応 |
予備マウスピース | 別売有 | 別売有 |
スマホアプリ連携 | 対応 | 非対応 |
トレーニングメニュー | 豊富 | 少ない |
使っている様子 | ![]() | ![]() |
使用時 | ハンズフリー。手で支える必要無し。 | 片手で持って使う |
重さ | 45g | 73g |
洗い方 | 3つのパーツに分解 2つのパーツを流水でじゃぶじゃぶ 洗剤は食器用洗剤でOK | ぬるま湯10分漬け置き 専用洗浄薬、哺乳瓶洗浄剤など使用 漬け置き後、流水でじゃぶじゃぶ |
専用ケース(別売り) | ![]() ![]() | 無し |

では、この比較表を元に、違いを細かく解説していくぞ!
エアロフィットとパワーブリーズ 性能の違い
エアロフィットは吸う筋肉、吐く筋肉の両方が鍛えられるトレーニング器具。対してパワーブリーズは吸う筋肉だけを集中的に鍛えるトレーニング器具。
項目 | エアロフィット | パワーブリーズ |
---|---|---|
吸気負荷調整 | 6段階 | 10段階 |
呼気負荷調整 | 6段階 | 非対応 |
幅広い筋肉を鍛えられるという面では完全にエアロフィットの勝ち。
これには呼吸時の筋肉の動きが大きく関係します。
呼吸時の各筋肉の動き
筋肉 | 吸い込んだ時 | 吐き切った時 | 備考 |
---|---|---|---|
首回りの筋肉(上後鋸筋、胸鎖乳突筋、斜角筋など) | 最小まで収縮 | 最大まで伸長 | 吸う時に鍛えられる |
肋骨の間にある肋間筋 | 最大まで伸長 | 最小まで収縮 | 吐く時に鍛えられる |
あばら骨の下の横隔膜 | 最小まで収縮 | 最大まで伸長 | 吸う時に鍛えられる |
腰・お腹周りの筋肉 | 最大まで伸長 | 最小まで収縮 | 吐く時に鍛えられる |
筋肉に連動した肺の動き | 大きく広がる | 小さく収縮 | 吸う筋肉・吐く筋肉 どちらも鍛える必要有り |
呼吸筋といっても、その部位は様々。吸い込む時に収縮する筋肉と、吐きだす時に収縮する筋肉と部位によって動きが違います。
筋肉は収縮する時に力を使い、伸長する時は力を使いません。このため、効率よく筋肉を鍛えるには、鍛えたい箇所の筋肉を収縮させる必要があります。お腹を鍛えたい時は腹筋をし、お腹の筋肉を収縮させますよね。呼吸筋のトレーニングも同じイメージでOK。
そう考えた時、吸う筋肉だけ鍛えていては呼吸筋のトレーニングにバラつきが生まれます。効率良く、バランス良く呼吸筋を鍛えたいなら、吐く時に使う筋肉もしっかり刺激する必要があります。
特に吐く時に使う肋間筋(肋骨の間にある肋骨の間)は胸郭を大きく広げる役目を持つ重要な筋肉。肋間筋がどれだけ大きく伸び縮みできるのか?は肺活量に大きく影響を与えます。

吸う力だけを鍛えたい場合、吸気調整が10段階コントロール可能なパワーブリーズのが優秀ですが、呼吸は吸う力を吐く力のセット。両方の筋肉をバランスよく鍛えるほうがオススメだぞ。
エアロフィットとパワーブリーズ トレーニングメニューの違い
エアロフィットはただ、吸って、吐くだけのトレーニング器具ではありません。
項目 | エアロフィット | パワーブリーズ |
---|---|---|
スマホアプリ連携 | 対応 | 非対応 |
トレーニングメニュー | 豊富 | 少ない |
様々なトレーニングメニューがスマホアプリで提供されており、一気に吸う力のトレーニング、ゆっくり吸って最大肺活量を維持する力、呼吸のリズムを鍛えるトレーニングなど、バリエーションは様々。
パワーブリーズの呼吸トレーニングはシンプル
息を完全にはききってから、素早く、力強く、一気に2秒くらいで口から息を吸い込みます。できる限りたくさんの空気を、できる限りはやいスピードで吸い込んでください。
パワーブリーズの使い方より
同じように呼吸を繰り返します。1セット30呼吸、1日2回をおすすめします。途中に休憩をはさんでもよいので、決まった回数をやりきるように努めてください。30回の呼吸をどうにか終えられる負荷が正しい負荷設定の目安となります。
トレーニングメニューも目的・身長や体重に合わせたオリジナルメニューをアプリが提案してくれるため、専用コーチがトレーニングに付き添ってくれている感じ。トレーニングの履歴管理も行えるため、いつ、どれだけトレーニングしたのかも分かりやすい。
関連記事:【ネタバレ】エアロフィットのアプリ徹底解剖しちゃう
また私は呼吸筋トレーニングに息止めトレーニングを取り入れることを推奨しています。
エアロフィットはこの息止めトレーニングも取り入れたメニューを提案してくれており、攻守最強と言わざる負えません。呼吸筋を総合的に鍛えられるのは間違いなし。
関連記事:【効果】息止めトレーニングで肺活量を鍛えられる理由
エアロフィットとパワーブリーズ 使い方・維持管理方法の違い
エアロフィットは使いやすさ、洗いやすさ、持ち運びやすさも優秀。
項目 | エアロフィット | パワーブリーズ |
---|---|---|
見た目 | ![]() | ![]() |
使っている様子 | ![]() | ![]() |
使用時 | ハンズフリー。手で支える必要無し。 | 片手で持って使う |
重さ | 45g | 73g |
洗い方 | 3つのパーツに分解 2つのパーツを流水でじゃぶじゃぶ 洗剤は食器用洗剤でOK | ぬるま湯10分漬け置き 専用洗浄薬、哺乳瓶洗浄剤など使用 漬け置き後、流水でじゃぶじゃぶ |
専用ケース(別売り) | ![]() ![]() | 無し |
エアロフィットは45gという軽さから、使用時に手で支える必要はありません。
ハンズフリー状態で呼吸筋トレーニングを行えるため、何か別の運動に取り入れならがトレーニングすることも可能。見た目もオシャレなので、人に見られても恥ずかしくないのも特徴。
洗うのも漬け置きする必要がないため短時間で済むし、簡単だから毎日洗えていつも清潔。使う洗剤もいつも使っている食器用洗剤でOKなのも嬉しい。
関連記事:【図解】エアロフィットの洗い方、保管方法について紹介!【手入れ】
おまけに、別売りですがエアロフィットには持ち運びに優れた専用ケースがあります。10cm四方で厚み4cm程度なので、バックに入れて持ち運びするのも簡単。口に入れて使うトレーニング器具を、いつも清潔に保管できる点はエアロフィットやっぱり優秀。
エアロフィット vs パワーブリーズ比較まとめ
パワーブリーズは吸う筋肉を鍛えるのに特化。
対してエアロフィットは吸う筋肉、吐きだす筋肉。まだ止める筋肉の3方向から鍛えられるトレーニング器具。トレーニングメニューも豊富でアプリ管理にも対応。
ハンズフリーで使えて、洗い方も簡単。持ち運び可能な専用ケースあり。

と、いうことで呼吸筋、肺活量を鍛えたいならエアロフィットをオススメしているぞ。
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