
肺活量や呼吸筋を鍛えるパワーブリーズって値段が高すぎ。何か他の手段で代用できないの?ペットボトルトレーニングとかどうよ?っていう方向けの記事だぞ。パワーブリーズはペットボトルトレーニングと仕組みは一緒なのでぶっちゃけ代用可能。その場合の注意点など紹介していくぞ!
パワーブリーズの代用品としてペットボトルは有り


イギリス生まれの肺活量増大・呼吸筋トレーニングアイテム「パワーブリーズ」
パワーブリーズは息を吸う時に負荷がかかるトレーニング器具。負荷量も10段階で調整できるから、最初は負荷を軽くに設定し、吸う筋肉が鍛えられれば、だんだんと負荷を大きく設定。じわじわとしっかり呼吸筋を鍛えられる貴重なアイテム。
ただ、値段が高いのがデメリット。
関連記事:【網羅】パワーブリーズのデメリットまとめ!購入前に知っておこう。
普通のトレーニングでは鍛えにくい肺活量や呼吸筋を鍛えられるからといって、約1万円は高い。もしかしたら効果がない可能性もあるし、いきなり1万円はちょっと・・・。
という場合はペットボトルで代用するのも1つの手段。結局、息を吸う時に”なかなか吸えない”という状況を作り出せれば同じ効果が得られるため、値段の高いパワーブリーズを必ずしも購入する必要はありません。
同じ効果が得られるペットボトルトレーニング
ペットボトルトレーニングについては【効果3倍】効率良くペットボトルで肺活量を鍛える方法で詳しく紹介しているため、ここでは一部抜粋するのに留めたい。より詳しく知りたい人は上記リンクをチェック!
ここから抜粋スタート。
私が推奨する”肺活量増大ペットボトルトレーニング”ではペットボトルに必ず小さな穴を開けます。

ペットボトルに小さな穴を開けることで、胸が一番大きくなるまで息をしっかり吸えるし、肺が空っぽになるまで息を吐けるようになるからです。
開ける穴も針の穴程度の小さなものなので、息を吸い込む時は”それなりの力”が必要です。もちろん、息を吐きだす時も意識しないと最後まで吐くことができません。この負荷が呼吸筋にめっちゃ効きます。しっかり肺が大きくなるまで一定の負荷が継続し、空っぽになるまで一定の負荷が継続するため、めっちゃ効く。まじで効きます。やりすぎると翌日、横隔膜周辺に筋肉痛を感じるレベルで効きます。
抜粋終わり
と、いうことでこんなペットボトルを準備すればパワーブリーズの代用品として十分機能します。
【効果3倍】効率良くペットボトルで肺活量を鍛える方法ではペットボトルトレーニングの呼吸リズム、準備するペットボトルの大きさなども紹介しているので、詳しく知りたい人は要チェック!
ペットボトルトレーニングのが鍛えられえる呼吸筋の種類が多い
吸う筋肉しか鍛えられないパワーブリーズに対し、ペットボトルトレーニングは吐く筋肉も鍛えられる。呼吸筋トレーニングとして見ればペットボトルトレーニングの方が上位のトレーニング種目。
しかも、吸う時に鍛えられる筋肉と、吐く時に鍛えられる筋肉の負荷量が全く同じになるため、筋トレの効果のバランスも高い。実は非常に優秀なトレーニング方法です。
なぜ吐く筋肉を鍛える必要があるのか?について疑問を感じる人は次のリンクも読んで欲しい。
関連記事:【効果】息止めトレーニングで肺活量を鍛えられる理由
肺活量を増やすには、各筋肉の収縮、伸長という動きが異なるため、吸う筋肉、吐く筋肉の両方を鍛える必要があると学ぶことができます。
筋肉 | 吸い込んだ時 | 吐き切った時 | 備考 |
---|---|---|---|
首回りの筋肉(上後鋸筋、胸鎖乳突筋、斜角筋など) | 最小まで収縮 | 最大まで伸長 | 吸う時に鍛えられる |
肋骨の間にある肋間筋 | 最大まで伸長 | 最小まで収縮 | 吐く時に鍛えられる |
あばら骨の下の横隔膜 | 最小まで収縮 | 最大まで伸長 | 吸う時に鍛えられる |
腰・お腹周りの筋肉 | 最大まで伸長 | 最小まで収縮 | 吐く時に鍛えられる |
筋肉に連動した肺の動き | 大きく広がる | 小さく収縮 | 吸う筋肉・吐く筋肉 どちらも鍛える必要有り |
詳細は要チェック→【効果】息止めトレーニングで肺活量を鍛えられる理由
代用できてもペットボトルトレーニングにはデメリットあり
パワーブリーズの代用としてペットボトルトレーニングは優秀。ですが、コレはコレでデメリットが様々あります。
ざっとデメリットをあげると次の通り。
- ペットボトルを前歯で支えるため、歯に負担。前歯になりそう。
- 負荷量の調整がしにくい。(穴を開けると負荷が軽くなるため、負荷をあげるには穴を塞ぐ or 新品ペットボトルを準備し、穴を開け直す必要がある。)面倒。
- 吸う時と吐くときにペコペコと音がなってうるさい。
- 人に見られると恥ずかしい。
代用は可能だけど、やっぱりトレーニング器具として専用に作られたパワーブリーズの方が扱いやすいのは確か。負荷の調整もダイヤルを回すだけでOKですごく手軽。
パワーブリーズはペットボトルトレーニングで代用可能 まとめ
- パワーブリーズは吸う筋肉を鍛えられるトレーニング器具。
- 息を吸う時に”なかなか吸えない”という状況を作り出せれば同じ効果
- ペットボトルトレーニングであれば吸う筋肉だけでなく、吐く筋肉も鍛えられ優秀
- ペットボトルトレーニングにも様々なデメリットがある
- トレーニング器具としてみれば、パワーブリーズは扱いやすくて優秀。

では、パワーブリーズがオススメなのか?というと個人的には微妙。その理由は色んな記事で触れているので、良ければ参考にして貰えると嬉しいにゃ!
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【悲報】パワーブリーズが壊れすぎる件。修理できんし、代用品購入
【残念】パワーブリーズの効果が無い。頑張ったのに・・。なぜ?