【網羅】パワーブリーズのデメリットまとめ!購入前に知っておこう。

【網羅】パワーブリーズのデメリットまとめ!購入前に知っておこう。肺活量を鍛える
きにねこ
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肺活量や呼吸筋を鍛えられると話題のパワーブリーズ。メリットばかりではなく、デメリットも色々とあるぞ。メリットばかりに注目している記事が多い中、私はあえてデメリットに注目し、情報をまとめてみました。では早速行きましょう!

パワーブリーズの6つのデメリット

イギリス生まれの肺活量増大・呼吸筋トレーニングアイテム「パワーブリーズ」

TVや雑誌でも話題になったことから知名度も高く。パワーブリーズを使った結果、歌唱力がアップした、持久力が上がったという効果を感じられた人も多い。

実際、トレーニング器具としては優秀。本来は鍛えにくい、肺周りの呼吸筋を鍛えてくれる数少ないアイテム。風船トレーニングやペットボトルトレーニングの代わりに取り入れている人も多い。

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きにねこ
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そんなパワーブリーズのデメリットを6つ。まとめたので購入前の参考にしてほしいにゃ。

壊れやすい

パワーブリーズは壊れやすいと評判です。

関連記事:【悲報】パワーブリーズが壊れすぎる件。修理できんし、代用品購入

上記記事より、パワーブリーズが壊れてしまったという声を一部だけ紹介。

と、いう感じでパワーブリーズはよく壊れるのだ。壊れる箇所はバネ付近、逆止弁、プラ部品が多いとのこと。

パワーブリーズが壊れてしまうのは“軽量化のため部品を薄く設計”していることが原因だと推測できます。パワーブリーズは運動しながらも使える軽量設計。重さは73gなのでおおよそ、5枚切りの食パン1枚程度の重さです。

食パン1枚咥えたままの運動は結構ギリギリの許容範囲。これ以上重くなるとパワーブリーズを使いながらの運動はかなり厳しい。結果、プラスチックの厚みを増やし、耐久力を増やすという手段が取りにくい。

パワーブリーズは雑に扱わず、丁寧に使ってあげる必要があります。

値段が高い

パワーブリーズは値段が約1万円とめちゃくちゃ高い。

日本と比べて物価が高く、平均年収うなぎ上りのイギリス製ということもあり、パワーブリーズは値段が高い。欧州製のトレーニング器具と聞こえはいいものの、財布には優しくありません。

空のペットボトルなら0円、風船トレーニングなら数百円で済むのに・・。

腕を鍛えるバーベル20kgですら、5,000円以下で購入できる時代になっているので、パワーブリーズも5千円ぐらいにして欲しいですよね。

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持ち運びが面倒

パワーブリーズ購入時の状態

パワーブリーズは専用の持ち運びケースが無いため持ち運びが不自由です。

新品購入時は上記画像のように箱に入った状態で届くので、持ち運ぼうと思うと”巾着袋”のような入れ物を準備する必要があります。

ここがまた問題で、口に咥えて使うものなので、なるべく清潔に維持して使えるような入れ物ケースが欲しい。防水性の巾着袋はなかなか無いし、ベストなアイテムというとジップロック?でもジップロックに入れるのは見た目が悪いですよね・・。

分解して小さくすれば100均一のプラ製ケースに入るので、そういったものを準備すると良いでしょう。※見た目は我慢。

重いからハンズフリーで使いにくい

軽いと言っても、やっぱりハンズフリーで使うには73gは重い。
※73gなのでおおよそ、5枚切りの食パン1枚程度の重さ

パワーブリーズを口に咥え、ハンズフリーで運動をされている方もいます。

できんことは無いけど、製品本体自体が縦に長いので、顔を動かすと一緒にパワーブリーズも上に下に動きやすい。おまけにパワーブリーズの重心は口に咥える部分ではなく、先端部。重心が遠いので余計にブラブラ動きやすい。

屋内のランニングマシーン、スクワットしながら。などなどいくつかの運動と一緒にパワーブリーズを使おうにも、意識は運動ではなく、パワーブリーズを揺らさない事に集中しがち。これじゃ何をトレーニングしているのか分からない。

パワーブリーズを使うなら、パワーブリーズに集中できる環境でのみ使うのが良いぞ。

掃除・メンテナンスが面倒

パワーブリーズは漬け置き洗いが必要です。

週に2-3回、パワーブリーズをぬるま湯に10分ほど浸けた後、流水で洗い流してください。余分な水気を取り除き、清潔な場所で乾燥させます。また、1~2週間に1回程度、パワーブリーズ専用の洗浄タブレットまたは市販の哺乳びん用洗浄剤などで、つけ置き洗いをしてください。最後は水道水をかけて、余分な水気をしっかり取り除き自然乾燥させてください。
注)内部まで分解洗浄する場合は、白いゴム、黒いゴム、バネの部分までは絶対に外さないよう注意してください。分解した上での部品紛失は保証対象外となります。

公式パワーブリーズの洗浄方法について教えてくださいより

週に2回~3回:ぬるま湯10分漬け置き。
1週~2週に1回:洗浄剤で漬け置き洗い

漬け置き洗いって、さっと洗って、さっと片づけたい時に面倒なんですよね。というか、洗うのが面倒だから使いたくない。とサボる原因にもなりかねません。

ちなみにパワーブリーズの専用タブレットは24個入りで1700円前後で販売されています。1回あたり70円程度。哺乳瓶洗浄剤だともうちょっと安く、30円程度の費用に抑えられます。

こういった“いつも使わない洗浄剤を家にキープ”しておくのも手間。せっかくなら自宅にある洗浄剤で洗えると良かった。

吸う筋肉しか鍛えられない

ここが一番惜しい点なんだけどパワーブリーズは吸う筋肉しか鍛えられません。

呼吸は吸う力を吐き出す力のセットが基本。いくら吸う力が強くなっても、吐き出す力が弱ければ自然呼吸でのIN量、OUT量も少なくなってしまいます。

それに呼吸筋はそもそも、呼吸に関係する様々な筋肉の総称。【効果】息止めトレーニングで肺活量を鍛えられる理由を見ても分かる通り、呼吸筋全体を鍛えることがベストだとわかる。

【残念】パワーブリーズの効果が無い。頑張ったのに・・。なぜ?でも取り上げている内容を少し引用して紹介。

呼吸時の各筋肉の動き

筋肉吸い込んだ時吐き切った時備考
首回りの筋肉(上後鋸筋、胸鎖乳突筋、斜角筋など)最小まで収縮最大まで伸長吸う時に鍛えられる
肋骨の間にある肋間筋最大まで伸長最小まで収縮吐く時に鍛えられる
あばら骨の下の横隔膜最小まで収縮最大まで伸長吸う時に鍛えられる
腰・お腹周りの筋肉最大まで伸長最小まで収縮吐く時に鍛えられる
筋肉に連動した肺の動き大きく広がる小さく収縮吸う筋肉・吐く筋肉
どちらも鍛える必要有り
【効果】息止めトレーニングで肺活量を鍛えられる理由より

筋肉は収縮する時に力を使い、伸長する時は力を使いません。このため、効率よく筋肉を鍛えるには、鍛えたい箇所の筋肉を収縮させる必要があります。お腹を鍛えたい時は腹筋をし、お腹の筋肉を収縮させますよね。呼吸筋のトレーニングも同じイメージでOK。

そう考えた時、吸う筋肉だけ鍛えていては呼吸筋のトレーニングにバラつきが生まれます。効率良く、バランス良く呼吸筋を鍛えたいなら、吐く時に使う筋肉もしっかり刺激する必要があります。

ここで引用終わり。

ということで、せっかく呼吸筋を鍛えるなら吐くときも負荷をかけられるトレーニング器具を使いたい。とにかく安く済ませたいならペットボトルトレーニングなど。

関連記事:【効果3倍】効率良くペットボトルで肺活量を鍛える方法

また肺活量増大を第一の目的にするなら絶対に息止めトレーニングは必要。その理由は次の記事で紹介しています。

関連記事:【効果】息止めトレーニングで肺活量を鍛えられる理由

パワーブリーズのデメリットを知ってどうする?

パワーブリーズは吸う力を鍛えられる優秀なトレーニング器具。

でもデメリットは6つある。

  • 壊れやすい
  • 値段が高い
  • 持ち運びが面倒
  • 重いからハンズフリーで使いにくい
  • 掃除・メンテナンスが面倒
  • 吸う筋肉しか鍛えられない

これを踏まえても、使いたいという人にはオススメできるぞ。

きにねこ
きにねこ

個人的には、息を吸う時間が非常に短い「水泳選手」、「歌手」には良いアイテムかなと思います。ただし、肺活量の増大を目的としていたり、管楽器のように吐く力も重視する人、マラソン選手のように吸う、吐く両方大事な人は別のトレーニング器具のがオススメだぞ。

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