【実践】自宅で簡単に肺活量を測定してみた！方法を解説！

肺活量を測定してみよう。

• なんだか呼吸が辛い、息切れしやすい。原因は肺活量にあるのか調べたい。
• 自分の肺活量は平均と比べて、低いのか高いのか知りたい。
• 肺活量を鍛えるトレーニングをしようと思ってるけど、トレーニング前と後での変化を数値で知りたい。

こんな時は自分の肺活量を測定したいですよね。

かといって、調べるために病院に行くのも、高価な測定器具を購入するのもちょっと・・・。という人にオススメの、自宅で簡単に肺活量を測定できる方法を紹介したいと思います。

調べた後は次の肺活量平均値を参考に比較し、自分の肺活量が低いのか？高いのか？調べてみるのも良いですね！

男性の年齢別肺活量平均値（単位cc）

		20歳	4380	30歳	4400	40歳	3610	50歳	3330	60歳	3130
		21歳	4390	31歳	4300	41歳	3580	51歳	3310	61歳	3110
		22歳	4400	32歳	4200	42歳	3550	52歳	3290	62歳	3100
13歳	3080	23歳	4420	33歳	4100	43歳	3500	53歳	3270	63歳	3090
14歳	3580	24歳	4520	34歳	4050	44歳	3450	54歳	3250	64歳	3080
15歳	3960	25歳	4500	35歳	3930	45歳	3430	55歳	3230	65歳	3070
16歳	4050	26歳	4480	36歳	3810	46歳	3410	56歳	3210	66歳	3060
17歳	4140	27歳	4460	37歳	3700	47歳	3390	57歳	3190	67歳	3050
18歳	4230	28歳	4440	38歳	3670	48歳	3370	58歳	3170	68歳	3040
19歳	4330	29歳	4420	39歳	3640	49歳	3350	59歳	3150	69歳	3030

女性の年齢別肺活量平均値（単位cc）

		20歳	3000	30歳	2825	40歳	2575	50歳	2395	60歳	2245
		21歳	3000	31歳	2800	41歳	2550	51歳	2380	61歳	2230
		22歳	3000	32歳	2775	42歳	2525	52歳	2365	62歳	2215
13歳	2550	23歳	3000	33歳	2750	43歳	2500	53歳	2350	63歳	2200
14歳	2660	24歳	2975	34歳	2725	44歳	2500	54歳	2335	64歳	2185
15歳	2770	25歳	2950	35歳	2700	45歳	2470	55歳	2320	65歳	2170
16歳	2800	26歳	2925	36歳	2675	46歳	2455	56歳	2305	66歳	2155
17歳	2850	27歳	2900	37歳	2650	47歳	2440	57歳	2290	67歳	2140
18歳	2900	28歳	2875	38歳	2625	48歳	2425	58歳	2275	68歳	2125
19歳	2950	29歳	2850	39歳	2600	49歳	2410	59歳	2260	69歳	2115

肺活量を自宅で簡単に測定する方法とは？

簡単に測定といっても、なるべく精度が高い方法が良い。

ということで、考えた方法が「水で満たしたペットボトルに息を吹き込み、満杯時と吹き込んだ後の重量の差額で肺活量を調べる」というもの。

イメージ図はこちら。

1. 水で満たしたペットボトルを用意する。
2. ペットボトルの重さを測る。
3. 水で満たした容器（お風呂などでもOK）の中で、ペットボトルの蓋を外す。
4. ストローなどを利用し、ペットボトルの中に息を吹き込む。
5. 息を吹き込み終えたらペットボトルに蓋をする。
6. 息を吹き込んだペットボトルの重さを測る。
7. 重さの差額が肺活量

測定に必要なアイテムの紹介

• 2Lのペットボトル×2本
• 100均のダイソーで購入してきた長めのストロー
• 1gから測れるキッチンスケール

ペットボトルはなるべく大きな容器。それもできれば固めでしっかりしたものが良し。柔らかいペットボトルだと扱いにくいし、小さな容器だと、測定中にボトルを交換する回数が増えてしまいちょっと手間。

一番オススメはは焼酎などが入れられている5L程度の大きな空ボトル。

これがあれば、ほとんどの人は計測途中にボトルを交換せずに測定ができます。

用意するストローもなるべく長いものが◎。

私が用意したのは長さ250mm、口径6mmのペットボトル用のロングストロー（曲がるタイプ）です。

ペットボトルの口径より細くて、息が吹き込みければストロー以外でもOK。例えば身近なアイテムだと浮き輪に空気を入れる、フットポンプの青色のホースを流用するのも良いですね。

ぐにゃぐにゃ曲がるので取り扱いも簡単ですし、かなりの家庭に置いてあるかも。

キッチンスケールは1gから測れるものがベストですが、無ければ体重計を代用してもOK。100cc単位でしか肺活量を調べられないものの、おおよその数値は出せます。

肺活量を測定していく。

水を満たしたペットボトルの重量は1,987g＋1,976gで2本合わせて合計3,963gでした。
※使っているキッチンスケールは最大2,000gまでしか計測できなかったため、少し空気を入れて2,000g以下となるよう調整しました。

次に重量を計測した水入りペットボトルを、水を張った容器の中に入れ、ペットボトルの蓋を外します。

私はたまたま大きなバケツがあったので、バケツを使いますが、無ければ鍋や、お風呂（一番簡単）で実践すると良いですね。

ちなみに、ペットボトルの口部分を水の中に入れていれば、空気圧や大気圧の影響で蓋を外しても勝手に水が出ていくことは無し。

後はこの状態で、ストローをペットボトルの入口にセット、息を大きく吸い込み、ペットボトルの中にぶくぶくと限界まで息を吹き込んでいく。

1本目がだいたい空気で満たされたかな？という所で蓋をし、2本目の水入りペットボトルを投入。蓋を外し、再び息を吹き込んでいく。限界まで来たら蓋をして終了です。

※注意点
ペットボトルに息を吹き込んだ分だけ、水が外に出てきます。容器からほぼ確実に水があふれ出るため、水がこぼれても良い場所で測定しましょう。
肺活量がめちゃくちゃ高い人はペットボトルを増やし、ストローも2本咥えにし、お風呂場で計測するのが◎

私の肺活量の測定結果がこちら。

と、いうことで私の肺活量は3159ccでした。

計算の内訳
A:水を満たしたペットボトル2本＝3,963g
B:息を吹き込み、蓋をしたペットボトル2本＝804g
A:3,963g－B:804g＝3,159g＝3,159cc

ちなみにこちらのサイトで→年齢×身長 肺活量予測値計算サイト。私の年齢と体重を入力した結果、予測値は4,188cc。また年齢の平均値は4,100ccだったため、どう考えても、世間一般の平均値1,000cc近い肺活量という結果に・・・。

たしかにここ数年、事務作業中に突然息苦しくなり、深く深呼吸することが増えました。おそらく、平均よりも肺活量が少ないのが原因でしょう。

たまに筋トレはしているものの、短時間の高負荷トレーニングですし、呼吸筋が鍛えられるようなトレーニングはしていませんでした。おまけに一時期は喫煙習慣も・・・。

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